外国人選手を合わせるとこと今年は133人の選手が戦力外通告を受けた。その中で、巨人はDeNAから来季の契約を結ばないことを通知された石川達也投手の獲得を発表した。

　石川は20年育成ドラフト1位でDeNAに入団し、2年目の22年に支配下登録されると、同年一軍で3試合に登板。翌23年は開幕一軍を掴み、28試合に登板して3ホールド防御率1.97の成績で、オフには田中健二朗が着けていた『46』に背番号を変更。

　4年目の今季も開幕を一軍で迎え、15試合に登板して、2ホールド、防御率1.93だったが、5月26日に一軍登録を抹消された後は一軍登板なし。ファームでは今季28試合に登板して、4勝2敗、防御率2.84だったが、シーズン終了後に来季の契約を結ばないことが発表された。

　11月16日に巨人への移籍が決まった。新天地での背番号は『65』。左のリリーフは今季主にバルドナード、高梨雄平が一軍で投げ、その他には大江竜聖、中川皓太がいる。一軍のブルペン陣に割って入れるか注目だ。

　石川の移籍先が決まり、にわかに動き出したストーブリーグ。戦力外組の新天地移籍、現役引退の決断を含め、今後の動向に注目だ。