「今メジャーに行けば活躍できるのではと感じる」
今オフ、中日・小笠原慎之介、さらには阪神・青柳晃洋がポスティングで大リーグ移籍を目指すことを表明した。
小笠原は今季23試合に登板し、5勝11敗、防御率2・99。勝ち星には恵まれなかったものの、先発ローテとしてフル回転。4年連続の規定投球回に到達した。
18日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』に出演した大矢明彦氏は小笠原に対し「小笠原は今永と重なる。年々、投球が上手くなって変化球を上手に使えるようになって。(ペナントレースでは)もっと勝ってもよかった試合もあった。今メジャーに行けば活躍できるのではと感じる」と小笠原の成長を認めつつ、メジャーで1年目ながら活躍したカブスの今永昇太の姿と重ねた。
同じく大リーグ移籍を志す青柳は、今季は12試合に登板し2勝3敗、防御率3.69と思うような活躍はできなかったものの、2022年には2年連続で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。通算では154試合登板、61勝47敗、防御率3・08の成績を残した。
笘篠賢治氏は「珍しい変則投手というところがありますし、30歳になって違う環境でさらにレベルの高いところで経験値を上げたいというのもある。それが後々選手を辞めた後も幅広い視野で野球が見れるようになる。そういった経験値を高めたいという思いが強いのではと思う」と経験値という視点から青柳の大リーグ移籍表明を評価した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』