ジャイアンツが大型遊撃手の争奪戦を制す
サンフランシスコ・ジャイアンツがFAのウィリー・アダメス内野手(29)を獲得したと現地時間7日、『ESPN』のジェフ・パッサン記者が報道。契約は球団史上最高額の7年総額1億8200万ドルとされている。
ドミニカ共和国出身のアダメスは2018年にレイズでMLBデビューを飾り、7シーズン通算150本塁打をマーク。今季は161試合に遊撃手として出場し、打率.251、32本塁打、リーグ2位の112打点、OPS.793という成績。本塁打と打点でキャリアハイを更新し、ブリュワーズの地区2連覇に貢献した。
ジャイアンツは昨季オフ、ブレーク・スネルや李政厚、マット・チャップマンらを獲得。大型補強を敢行して今季を迎えるも、80勝82敗の地区4位と苦しみ、3年連続でポストシーズンを逃す結果に終わった。
なお、これまでのジャイアンツ史上最大の契約は2013年、正捕手のバスター・ポージーと契約延長の際に結んだ8年総額1億6700万ドル。そのポージーはジャイアンツ一筋で2021年に現役引退し、今オフから同球団の編成本部長に就任。自身を上回る大型契約で補強第1号を飾った。