DeNAは10日、トレードでソフトバンクから獲得した三森大貴の記者会見を球団事務所にて行った。
16年のドラフトで青森山田高からソフトバンクに4位指名され、19年に一軍デビュー。22年と23年にはともに102試合に出場し、走攻守でチームに貢献した三森は、チェックのスーツに身を包み「ホークスからトレードで横浜に来ました三森です。リーグ優勝に貢献できるよう、今年1年間シーズンを頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」と第一声。
トレードを知らされた際は「びっくりもしました」と素直な心境を吐露しつつ、「また違ったチームで自分の持ち味や結果を積み重ねられるようにとプラスに捉えて、ここからまた頑張るぞっていう気持ちでした」と気持ちを切り替えたと告白。
ポジションや打順にも「こだわり自体はないので、出られるところでしっかり自分の持ち味を出してから、結果的にどこで出れるかという風に思ってるので。まずはいろんなところをやりながら自分のスタイルで結果を出していければ、後はお任せするというイメージです」と試合出場をハイプライオリティに設定しているとした。
初めてのセ・リーグに「結構違うピッチャーが多いですし、そこはやってみないとわからない部分も多いですけど、まずは今までやってきたことに自信を持ちながら、最初はやっていければいいのかなと思います」と意欲。DeNAについては「去年は1位(日本一)になってますし、若い選手から年上の方までいい選手もいると思うので。そういう選手にも負けないように競っていければいいのかなとは思います」と宣戦布告した。
会見に同席した常務取締役チーム統括本部の萩原龍大本部長は、数年前から獲得に意欲を示していたとし「これだけの選手を獲得できたっていう意味は、今いるレギュラーたちが十分脅かされると思ってます。元々言ってる層を厚くすることに躊躇しないっていう意味では、誰がどこであろうと戦力が1番高い状態になっていることは全然構わないですし、その競争こそが強いチームを作ってくれると思う」とその実力に太鼓判。
続けて「ホークスというチームは強くて当たり前、日本一を取って当たり前と言われるようなチームにマインドセットは我々にとって自然に習うべき。我々に今まで文化としてなかったものをもたらして欲しい」と常勝軍団のエキス注入にも期待していると明かした。
それには三森も「先輩方も練習しますし、なんとか喰らいつきながらやってきました。もちろん実績がある選手も多いですし、そういう人たちを見るだけでもやっぱり刺激になりますし、なんとか一緒に練習する中で、追いつき追い越せっていう気持ちでキャンプからやってました」と厳しい環境での戦いを経験していたとし「DeNAでも普通に今まで自分がやってきた野球観で、しっかり練習してやっていければいいのかなとは思います」と頷いた。
新背番号は“26”に決定し「元々13で、これから26。2倍頑張っていけるようにして、1番いい成績を出せるように」と意気込んだ三森大貴。悲願のリーグ優勝に向け、韋駄天が横浜に新風を吹かせる。
取材・文・写真:萩原孝弘
16年のドラフトで青森山田高からソフトバンクに4位指名され、19年に一軍デビュー。22年と23年にはともに102試合に出場し、走攻守でチームに貢献した三森は、チェックのスーツに身を包み「ホークスからトレードで横浜に来ました三森です。リーグ優勝に貢献できるよう、今年1年間シーズンを頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」と第一声。
トレードを知らされた際は「びっくりもしました」と素直な心境を吐露しつつ、「また違ったチームで自分の持ち味や結果を積み重ねられるようにとプラスに捉えて、ここからまた頑張るぞっていう気持ちでした」と気持ちを切り替えたと告白。
ポジションや打順にも「こだわり自体はないので、出られるところでしっかり自分の持ち味を出してから、結果的にどこで出れるかという風に思ってるので。まずはいろんなところをやりながら自分のスタイルで結果を出していければ、後はお任せするというイメージです」と試合出場をハイプライオリティに設定しているとした。
初めてのセ・リーグに「結構違うピッチャーが多いですし、そこはやってみないとわからない部分も多いですけど、まずは今までやってきたことに自信を持ちながら、最初はやっていければいいのかなと思います」と意欲。DeNAについては「去年は1位(日本一)になってますし、若い選手から年上の方までいい選手もいると思うので。そういう選手にも負けないように競っていければいいのかなとは思います」と宣戦布告した。
会見に同席した常務取締役チーム統括本部の萩原龍大本部長は、数年前から獲得に意欲を示していたとし「これだけの選手を獲得できたっていう意味は、今いるレギュラーたちが十分脅かされると思ってます。元々言ってる層を厚くすることに躊躇しないっていう意味では、誰がどこであろうと戦力が1番高い状態になっていることは全然構わないですし、その競争こそが強いチームを作ってくれると思う」とその実力に太鼓判。
続けて「ホークスというチームは強くて当たり前、日本一を取って当たり前と言われるようなチームにマインドセットは我々にとって自然に習うべき。我々に今まで文化としてなかったものをもたらして欲しい」と常勝軍団のエキス注入にも期待していると明かした。
それには三森も「先輩方も練習しますし、なんとか喰らいつきながらやってきました。もちろん実績がある選手も多いですし、そういう人たちを見るだけでもやっぱり刺激になりますし、なんとか一緒に練習する中で、追いつき追い越せっていう気持ちでキャンプからやってました」と厳しい環境での戦いを経験していたとし「DeNAでも普通に今まで自分がやってきた野球観で、しっかり練習してやっていければいいのかなとは思います」と頷いた。
新背番号は“26”に決定し「元々13で、これから26。2倍頑張っていけるようにして、1番いい成績を出せるように」と意気込んだ三森大貴。悲願のリーグ優勝に向け、韋駄天が横浜に新風を吹かせる。
取材・文・写真:萩原孝弘