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昨年11月は国際大会でも快投連発!
楽天の藤平尚真投手(26)が7日、ブルペンで今キャンプ最多の118球を投げ込んだ。
沖縄・金武キャンプの第2クール2日目。気温12度と肌寒さがある中で「体もしっかり動いていましたし、すごくいい状態で投げれていたので」と当初の目安を大きく上回る118球の熱投。最速は147キロをマークし「昨年のキャンプの時よりもホップ成分が今日は15センチぐらい高かった。上からしっかりボールを叩いて、縦にボールを伸ばすイメージで自主トレからやってきた。その成果を数字で感じられてよかった」と手応えを口にした。
右腕は昨季、先発から救援に転向。後半戦はセットアッパーの地位を確立し、47登板で防御率1.75、1セーブ&20ホールドの好成績を残した。シーズン終了後は野球日本代表・侍ジャパンの一員として第3回プレミア12に出場。チーム最多の6試合に登板し、防御率0.00&12奪三振をマークし一気に知名度を上げた。
新守護神への期待も膨らむプロ9年目。「周りからの見られ方が、去年と全然違うなと自分でも感じています。あまり浮足立たないように地に足をつけて、もう1度、7、8、9(回)をつかみ取りに行くぞという気持ちでやっています」と気を引き締めた。
(取材・文=上村祐作)