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「雰囲気を味わえたのは大きかった」
中日のドラフト1位・金丸夢斗投手(22=関西大)が16日、同5位の高橋幸佑投手(18=北照高)とともに“1日体験”で一軍の北谷キャンプを訪れた。
午前中には一軍首脳陣らが見守るなかブルペンに入り、変化球を交え41球。審判を置いてのブルペン投球は初めてで「プロという感じがした。大学のときよりもストライクゾーンが狭くなっているのは確かなので、そういったところも経験できてよかった」と収穫を口にした。
午後からはメイングラウンドで行われた実戦形式のシート打撃を見学。髙橋宏斗ら主力投手の登板をじっくりと目に焼きつけ「(髙橋宏は)同級生とは思えないくらいすごい球を投げていた。少しでも近づけるように頑張りたい」と力を込めた。
大学時代に痛めた腰の影響もあり、プロ初キャンプは二軍(読谷)スタート。貴重な1日を過ごし「一軍の雰囲気を味わえたのは大きかった。明日からまた場所は違いますけど、この雰囲気を忘れず残りのキャンプを過ごしていきたい」と決意を新たにした。