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変化球の制球に苦しみシーズン開幕へ不安残す
ソフトバンクの上沢直之投手(31)が1日、『球春みやざきベースボールゲームズ』の西武戦(宮崎アイビー)に先発登板。初回に満塁本塁打を浴びるなど、3回途中10安打7失点の内容で降板した。
移籍後2度目の実戦登板となった右腕。その初回、1番・長谷川に初球を右前に弾き返されると、2番・西川には粘られ四球。3番・ネビンには中前打を許し無死満塁のピンチを招くと、4番・セデーニョには甘く入ったスライダーを右中間席へ叩き込まれ打者4人で4点を失った。
2回は不運な内野安打などで二死満塁のピンチを招くと、5番・渡部聖に押し出し死球を与えてしまい5失点目。続く外崎には左前2点適時打を浴び計7失点となった。
3回は先頭の8番・炭谷に左翼線二塁打、続く仲田には遊撃への内野安打を許し、無死一、二塁のピンチを招いたところで降板。リリーフした育成左腕の大城が見事な火消しを見せ、上沢の登板結果は2回0/3で55球、10安打7失点、2奪三振2四死球となった。