厚生労働省が発表した2015年版「日本人の食事摂取基準」では、日頃から日常的に運動を行うスポーツ選手(男子)の推定エネルギー必要量は10歳~11歳で約25000kcal、12歳~14歳で約2900kcalとされ、体格によってはより多くカロリーを摂取する必要とします。
参考資料)日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
一日に必要なカロリーをとるために、三度の食事は欠かせませんが、朝食を食べないアスリートは10人に1人程度は存在すると言われています。朝食を欠食する理由としては「前日のオーバートレーニングによる疲労」「就寝時間の遅さ」「食欲不振」といったこと。夜遅くに食事をとってしまうと、朝起きたときに空腹感を感じないといったことも起こります。まずはしっかりと朝食をとるために規則正しい生活リズムを送ることが大切になってきます。
朝食を抜いてしまうと一日の摂取カロリーが少なくなってしまうだけではなく、さまざまな不具合が起こりやすくなります。起床直後の身体は睡眠中に水分やエネルギー源を補給しておらず、就寝中に汗をかいているため、体温や血糖値が下がった状態にくわえて軽度の脱水状態であると考えられます。このような状態にも関わらず朝食を抜いてしまうと、エネルギー源が不足して集中力を欠き、水分不足によって体調不良や頭痛などを引き起こしやすくなります。また脳へのエネルギー供給も十分ではないため、朝からボーッとした時間を過ごしてしまうことにもなりかねません。
理想的な朝食としては、主食としてのエネルギー源(ご飯、パンなど)とともにメインのおかずとなる主菜(肉・魚・卵など)、水分補給のサポートとにもなる汁物、野菜のおかずである副菜、そしてエネルギー源としても優秀な果物、乳製品をそろえることを心がけましょう。特に「朝の果物は金」といわれ、水分、糖質、ビタミン、食物繊維などが豊富に含まれるので、忙しい朝こそ果物を上手に活用したいですね。朝食の内容と食事量を意識し、朝からパワフルに活動しましょう。
参考資料)日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
一日に必要なカロリーをとるために、三度の食事は欠かせませんが、朝食を食べないアスリートは10人に1人程度は存在すると言われています。朝食を欠食する理由としては「前日のオーバートレーニングによる疲労」「就寝時間の遅さ」「食欲不振」といったこと。夜遅くに食事をとってしまうと、朝起きたときに空腹感を感じないといったことも起こります。まずはしっかりと朝食をとるために規則正しい生活リズムを送ることが大切になってきます。
朝食を抜いてしまうと一日の摂取カロリーが少なくなってしまうだけではなく、さまざまな不具合が起こりやすくなります。起床直後の身体は睡眠中に水分やエネルギー源を補給しておらず、就寝中に汗をかいているため、体温や血糖値が下がった状態にくわえて軽度の脱水状態であると考えられます。このような状態にも関わらず朝食を抜いてしまうと、エネルギー源が不足して集中力を欠き、水分不足によって体調不良や頭痛などを引き起こしやすくなります。また脳へのエネルギー供給も十分ではないため、朝からボーッとした時間を過ごしてしまうことにもなりかねません。
理想的な朝食としては、主食としてのエネルギー源(ご飯、パンなど)とともにメインのおかずとなる主菜(肉・魚・卵など)、水分補給のサポートとにもなる汁物、野菜のおかずである副菜、そしてエネルギー源としても優秀な果物、乳製品をそろえることを心がけましょう。特に「朝の果物は金」といわれ、水分、糖質、ビタミン、食物繊維などが豊富に含まれるので、忙しい朝こそ果物を上手に活用したいですね。朝食の内容と食事量を意識し、朝からパワフルに活動しましょう。
著者プロフィール
アスレティックトレーナー/西村典子(にしむらのりこ)
東海大学スポーツ教育センター所属、東海大学硬式野球部アスレティックトレーナー。日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CSCS, NSCA-CPT。学生スポーツを中心としたトレーナー活動を行う一方で、スポーツ傷害予防や応急処置、トレーニングやコンディショニングに関する教育啓蒙活動を行う。また一般を対象としたストレッチ講習会、トレーニング指導、小中学生を対象としたスポーツ教室でのウォームアップやクールダウンといったさまざまな年齢層への活動がある。一般雑誌、専門誌、ネットメディアなどでも取材・執筆活動中。
大阪府富田林市出身。奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。
東海大学スポーツ教育センター所属、東海大学硬式野球部アスレティックトレーナー。日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CSCS, NSCA-CPT。学生スポーツを中心としたトレーナー活動を行う一方で、スポーツ傷害予防や応急処置、トレーニングやコンディショニングに関する教育啓蒙活動を行う。また一般を対象としたストレッチ講習会、トレーニング指導、小中学生を対象としたスポーツ教室でのウォームアップやクールダウンといったさまざまな年齢層への活動がある。一般雑誌、専門誌、ネットメディアなどでも取材・執筆活動中。
大阪府富田林市出身。奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。