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【夢を叶えた男たちの少年時代】源田壮亮|埼玉西武ライオンズ(前編)

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写真|小学生時代の源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)


小、中学校と体は小さい方だった。しかし、持ちタイムによってスタート順が決まる運動会の徒競走では常に最速の最終組。体が小さいために他の子よりも足の回転数を上げて加速し、体の大きな子供たちと互角以上の勝負を演じたという。また、マラソン大会でも学年トップクラス。母の靖子さんによると「結構女の子たちをキャーキャー言わせていた存在」だった。

小学校時代には他チームの“補強選手”でソフトボールの全国大会に出場したこともある。6年時には自チームでキャプテンを務め、エースピッチャーでもあった。しかし、なかなかチームが勝てずにしょげることも多かった。そんな時は靖子さんの出番だ。

「そんな時は試合前に『あんたがメソメソしてどうするの!』とベンチ裏でどやしつけていました。小学生とはいっても勝ち負けのある世界ですからね。『絶対勝ちにいけよ!』と気合を入れていました(笑)」
光明さんは時間が許せば練習相手を務めた。自宅近くにある小学校のグラウンドを使用し、キャッチボールをしたりノックを打ったりした。

「ただ、何か工夫をしていたかというと決してそんなことはないのです。バットで打ったり、手で転がしたり。ソフトボールはバウンドが硬式野球に近いので、いずれ何かの役に立つと思って。むしろ自宅にネットを張ったり鳥カゴを作ってバッティングをしている他の家庭の子供さんの方がすごかったかもしれません」

光明さんの練習によって、源田選手はみるみると腕を上げていく。
「九州大会や全国大会に行っても、明らかに動きが違うんです。とくにグラブさばきですね。我々素人が見ても『上手いなぁ〜』と思いましたから」(光明さん)。
(取材・撮影:加来慶祐)



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