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子ども達の補食の目的を考えよう

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《エネルギー源の確保・補給》

運動中にエネルギー源が枯渇してしまわないよう補食を活用します。
特に朝練のときには体を動かす前に補食をとるか、もしくは朝食をとってから運動を始めること。
寝ている間は何も食べていないため、体の中のエネルギー源は減っていると考えられるためです。
炭水化物を含む食材は、食べた後に比較的早くエネルギーとして利用可能な状態になるため、補食にはご飯、おにぎり、パン、肉まんなど炭水化物を多く含んだものをとるようにします。
またバナナをはじめとする果物は果糖を多く含み、消化・吸収も早いため補食として上手に利用しましょう。

《体づくりのために必要な栄養素を確保する》

激しく運動をした後は、筋肉を構成する筋線維が一時的に傷んだ状態になっています。
この状態からすみやかに筋線維を修復させるためには、筋肉の「材料」となるタンパク質が欠かせません。
特に練習後と夕食との間にタンパク質を含む補食をとることは、使い切ったエネルギー源を補給するだけでなく、体づくりの点から見ても基礎体力・筋力の土台づくりに大いに役立ちます。

《水分補給として活用する》

補食をとるときに一緒に飲み物をとることで、汗などで失われた水分・ミネラル分を補給することができます。
スポーツドリンクを選択すれば、水分とともに糖分や塩分などを補うことができますし、柑橘系の100%フルーツジュースなどは疲労回復を助けるクエン酸なども含まれます。
またヨーグルトドリンクにすると水分とともに乳製品に含まれるタンパク質も補給することができます。


補食はあくまでも食事と食事の間を“つなぐ”もの。おにぎりと飲み物、パンとフルーツといったようにおよそ350キロカロリーを目安とし、食事に影響しない程度にとどめることも大切です。

補食は体を動かすエネルギーや体づくりに必要な栄養素を手軽にとることができます!


著者プロフィール

アスレティックトレーナーの西村典子さん
アスレティックトレーナー/西村典子(にしむらのりこ)
日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CSCS、 NSCA-CPT。東海大学スポーツ教育センター所属。高校、大学など学生スポーツを中心としたトレーナー活動を行う一方で、スポーツ傷害予防や応急処置、トレーニングやコンディショニングに関する教育啓蒙活動を行う。また一般を対象としたストレッチ講習会、トレーニング指導、小中学生を対象としたスポーツ教室でのウォームアップやクールダウンといったさまざまな年齢層への活動がある。一般雑誌、専門誌、ネットメディアなどでも取材・執筆活動中。
大阪府富田林市出身。奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。


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