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センバツ出場校の硬式・軟式出身割合は?硬式野球の中高一貫強化がトレンドに?

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今月23日に開幕する選抜高校野球。この春、球児の憧れの甲子園でプレーする権利を得られた選手は574人(米子東だけ16人でその他31校は18人が登録)になるが、その出身チームを硬式、軟式に分けて現在の全国上位校の傾向を分析してみた。

(情報は昨年秋の地区大会時点)



投手は56%、野手は72%が硬式出身


まず全574人のうち約64%が硬式チーム出身となった。硬式出身の選手の方が中学時代からボールに慣れているというアドバンテージがあるのはもちろんだが、2009年には30万人を超えていた中体連加盟の軟式野球部員が2018年には16万人台と約半数にまで急激に減少している影響も間違いなくあるだろう(出典:中体連ホームページより)。

一方の硬式チームの登録選手数は2012年をピークに緩やかに減少はしているものの、軟式野球部員のような急激な減少は今のところ見られていない。この流れが続くようであれば、甲子園出場選手に占める硬式野球チーム出身選手の占める割合が増加することも考えられる。昨年から中学軟式野球でも硬式に近い新基準のM球が導入されたが、そのことによる変化も注目していきたい点である。

次に背番号1桁のいわゆるレギュラー選手について、ポジションごとに出身を分けて見ると下記のようになった。

投手:硬式出身56% 軟式出身44%

捕手:硬式出身72% 軟式出身28%

内野手:硬式出身67% 軟式出身33%

外野手:硬式出身72% 軟式出身28%

(野手合計:硬式出身70% 軟式出身30%)

投手は56%、野手は70%が硬式出身という結果となった。プロ野球でも投手は軟式出身も多いという傾向が出ているが、甲子園でもその傾向は大きく変わらない。ただそれでも各チームのエースとなると硬式の方がわずかに多いという傾向が出ている。

全員硬式出身、全員軟式出身のチームも


次にそれぞれの出身選手の多いチームの上位を挙げると以下のようになった。

硬式出身が多いチーム


履正社(大阪):硬式出身18人 軟式出身0人

札幌大谷(北海道):硬式出身17人 軟式出身1人

八戸学院光星(青森):硬式出身17人 軟式出身1人

横浜(神奈川):硬式出身17人 軟式出身1人

大分(大分):硬式出身17人 軟式出身1人

習志野(千葉):硬式出身16人 軟式出身2人

桐蔭学園(神奈川):硬式出身16人 軟式出身2人

山梨学院(山梨):硬式出身16人 軟式出身2人

筑陽学園(福岡)::硬式出身16人 軟式出身2人

軟式出身が多いチーム


熊本西(熊本):硬式出身0人 軟式出身18人

日章学園(宮崎):硬式出身1人 軟式出身17人

高松商(香川):硬式出身2人 軟式出身16人

富岡西(徳島):硬式出身2人 軟式出身16人

米子東(鳥取):硬式出身2人 軟式出身14人

星稜(石川):硬式出身4人 軟式出身14人

(情報は昨年秋の地区大会時点)

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