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【サムライの親たち】侍ジャパンの親たちの「子育て」(牧原家/前編)

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野球が盛んな神奈川県相模原市で三兄弟がそれぞれ野球に励んでいる牧原家。強豪高校で甲子園を目指す長男、ボーイズリーグの座間ボーイズで腕を磨く次男。そして侍ジャパンU12のメンバーに選ばれた三男。そんな「野球三兄弟」を抱える牧原家の子育てや教育方針はどんなものなのでしょうか? 高校時代は野球部だった父親の修平さん、陸上のやり投げで神奈川県2位になったこともある母親の美智恵さんにお話を伺いました。


幼少期から野球に触れて欲しいという強い思いがあった


――息子さんたちが野球に触れるようになったのは何歳くらいからでしょうか?

修平さん「物心がついたころにはもう始めていたので2~3歳くらいのときです。年間にプロ野球の試合を10試合前後観戦しに行ったり、暇さえればバットとボールで遊ばせたり、野球に触れる環境は一生懸命作りました」

――三兄弟とも性格は違いますか?

修平さん「違いますね。長男は野球一本という真っすぐな性格で、次男は地道にコツコツ積み重ねる努力家です。三男の賢汰は日頃お兄ちゃんたちが私に怒られている姿を見ているせいか要領が良い性格になりましたね(笑)」

美智恵さん「長男はお父さんの話を真に受けてしまうので意見がぶつかりよくケンカをしています。次男は口うるさく言っても聞き流せるタイプ。賢汰は私たちだけではなく、コーチや監督の話も最後までちゃんと聞いていますね」



――お子さんの成長を見守る中で運動神経が良いなと思ったことはありますか?

修平さん「長男は何度も自転車に乗る練習をしたのですが、賢汰は4歳の時に練習もせず一回目でスイスイと漕いでいました。見よう見まねで何でもできてしまうところがありましたね」

――野球以外のスポーツはされていましたか?

美智恵さん「下の二人は野球と並行して水泳を習っていた時期があります。私自身が小さい頃はドッジボール、中学ではバスケットボール、高校では陸上とさまざまなスポーツを経験してきたので、野球以外のスポーツにも触れてほしいという思いが少ならからずありました。『水泳でキック力がつき、足が速くなった』と少年野球の先輩が話していたので、野球に良い影響を与えてくれるのではないかと期待をして習わせました」

学童強豪チームで野球の楽しさを経験した三兄弟




――3人が所属した学童野球チーム「ひのきビートルズ」では修平さんも賢汰くんが6年生になったときにコーチとして携わったそうですね。

修平さん「三兄弟で10年間お世話になり、いつかチームへ恩返しをしたい気持ちがありました。賢汰がキャプテンでしたし、周りの方々に支えて頂き最後の1年間は親子揃って『ひのきビートルズ』中心の生活を送りましたね」

美智恵さん「『ひのきビートルズ』の特徴として、6年生の親が主体となりサポートをするシステムがあります。6年生になれば自分の子どもが試合に出ますし、保護者にもチームに貢献したいという気持ちが自然と芽生えます。土日は朝から日暮れまで練習をしますし、大会ではどんどん勝ち上がっていくので、実際お母さんたちも大変です。でも、チームに携わるのが楽しいと感じられるようになりました」

修平さん「強いチームですがけっして部員数が多いわけではないので、賢汰は2学年3学年上の先輩が合わせて2人しかいなかったこともあり3年生からレギュラーの試合に出させてもらっていました。チームメイトの仲が良く、学校が終わると学年関係なく毎日近くのグラウンドに集まり野球をするといった現代ではあまり見られない光景がこのチームにはありました」

美智恵さん「私も平日は働いているので、学童保育に入れようかと考えたのですが『チームのみんなと野球がしたい!』という本人の意思を尊重して、学童保育はすぐ辞めてしまいました」

修平さん「例えるなら『人情味溢れる昭和の野球チーム』といった感じです。野球が自然と好きになってしまう環境だったと思います」

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