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【明野ボーイズ】複数バリエーションのキャッチボールを40分行う意図とは?

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大分明野ボーイズの小間充監督は投手の出身ということもあって、送球の形作りには練習時間の多くを割いている。中でもとくに重要視しているのは、キャッチボールだ。形作りと実戦への備えを兼ねた複数のバリエーションを、40分ほどかけて行なっている。

「キャッチボールは基本中の基本です。まずは上半身、肩まわりを楽にさせる体操から入る。これは自分が試合の前にやってきたことでもあります」(小間監督)



まずは下半身の体重移動を意識したキャッチボール。前後に体を揺らしながら、重心の移り変わりを意識してノーステップスローへと繋げるものだ。

「今の子は5歩半。6歩いく子も少ない。『7歩取ってみろ』というと『飛ぶんですか?』と言う(笑) それだけ硬いんです。だから本当はもう少し広げてやりたいんですよ。股から、ただ起き上がるだけになってしまう。辛抱しきれない。だから狭めている。軸足に乗せた体重を軸足のキックで前へと持ってきて、割れないように縦に持ってくる。割れてしまったら股関節を痛める。体軸が傾く。だから真っすぐの姿勢を保つことが重要になってきます」


「野球はすべて下半身」と小間監督は言う。それは打撃にも共通している。軸足に溜めた力を、内転筋を絞りながら内側に持ってくる。それが外回りしてしまうと溜めた力をロスしてしまう。そのあたりを意識するためにも、冬場にはティー打撃でもノーステップでストップ&スイングをさせている。静止しているところから投球モーションをかけることも、理屈としては同じだと小間監督は言う。

その後はケンケンと片足飛びをしながらの送球へと移った。

「ケンケンは肩作りです。ケンケンをして前へ飛んで投げる。つまり、フォームを大きくしたいんですよ。それまでは体重移動をやってきた。前へ飛んで、そこで踏ん張る。そうすることで肩は強くなるんです。上半身が曲がってもダメ。踏み込む方の足で踏ん張れる子は、実際に強い球を投げています」

 

体重が流れないから力が逃げない。悪い子は突っ張ってしまって、蹴り脚も外へ逃げてしまう。踏み込み足の“締め”を強ければ強くなるほど、踏ん張りは“反発力”へと変わり、強い球を弾き出すことができる。小間監督は力を真っすぐに伝えることが大事だからと、地面に掘られた軸足の軌道を確認させたりすることもある。

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