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【球数制限を考える】ポニーリーグが大会で「球数制限」を導入、今後はアプリ導入も

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5月26日、江戸川区球場で日本ポニーベースボール協会による「第43回全日本選手権大会 ポニーブロンコの部」の開会式と試合が行われた。

初めて「球数制限」を導入


「ポニーブロンコの部」は、中学生の硬式野球リーグであるポニーリーグの1年生の部門。23チームが集まり、5月26日から6月23日まで、5つの球場でトーナメント戦が行われる。今回、注目されるのは、ポニーリーグの大会として初めて「球数制限」が導入されたことだ。
「大会細則」には、

(03)1日の投球数の制限を85球とする。(85球を超えたら、その打者が終了後に投手を交代する。)

と明記された。

中学硬式野球の主要5団体(ボーイズ、リトルシニア、ヤング、ポニー、フレッシュ)からなる日本中学野球協議会では、中学生投手の投球制限に関する統一ガイドラインで、

1.試合での登板は以下のとおり制限する。
1日7イニングないとし、連続する2日間で10イニング以内とする

と決めているが、球数制限を設けたのはポニーリーグが初めてだ。


両軍合わせて6枚のスコアシートを作成


「球数制限」を導入するうえでは、主催者、両軍ベンチは「投球数をカウントする」というこれまでにない作業が発生する。
4月に市原ポニーベースボールの練習試合を取材した際には、スタッフが増員され、球数を「正の字」で数えていたが、今回の公式戦では、主催者が球数のカウントもできる特性のスコアシートを作成し、主催者と両軍ベンチに配布していた。



スコアシートは一般のものとほとんど変わらないが、各打席の右側の投球を書く細い欄が二つになっていて、投球内容(空振り、見逃しストライク、ボール、ファウルなど)とともに、1打席ごとの投球数が記入できるようになっている。
ベンチと記録室では、従来のスコアシートに加えて、両軍の球数入りのスコアシートも作成しなければならない。両軍合わせて6枚のスコアシートが作成される。

ベンチ裏の記録室では、ハーフイニングごとに球数のアナウンスをする。両軍ベンチのスコア担当者は、それを確認し、手元の数字と違っているときは記録室に申し出る。記録室は両軍ベンチのスコアシートと記録室のスコアシートを突き合わせて球数を決定する。
作業としては煩雑になるが、「球数制限」の導入には、こうした業務がつきものだ。大学や社会人とは異なり、専従スタッフが少ない少年野球では父母などの負担になっていく。
スコアラーを買って出た保護者に「作業が増えますね」と聞くと、「子供を守るためなので、負担には感じない」とのことだった。
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