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西日本短大付・西村監督が保護者に伝えたい「子どもに合った高校選び」

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春の九州大会で65季ぶりの優勝を果たし、夏の福岡大会の優勝候補の一角に挙げられている西日本短大付。チームを率いる西村慎太郎監督にチームの様子と、高校で伸びる選手の特徴についてお話を伺いました。




■65季ぶりの九州大会優勝


「九州大会で優勝するなら、この子たちだろうって。そう思っていたんですよ」。
西村監督が、自主練習をする選手たちを見ながら目を細めて言いました。1986年秋以来、65季ぶりの九州大会優勝を決めた西日本短大付。1992年夏にエース森尾和貴投手を擁して全国制覇し、全国的にも「西短(ニシタン)」の愛称で知られるようになった伝統校が、この春、久しぶりに大旗を手にしました。
「落ち着いていたましたね、この子たちは。(優勝した)春の県大会は苦しい1点差ゲームが多かったんです。九州大会に入る前、選手たちと『九州大会予選は苦しかったよなぁ? でも自信になったよな。強いチームを倒すにはワンチャンスをものにするしかないんだな』って話をし合ったんです。大会中、思うように打てず『1点を与えない野球』を目指したことが、結果的に『1点をもぎ取る野球』を生み出した。1点の重みが、攻撃と守り、両方で同じ重みに感じるようになったんですよ」と春の大会を振り返ります。

■足りないことを諦めない。弱点に向かっていく


背番号10ながら春に大活躍したエース江崎陸(3年)。福岡春日ボーイズに所属していた春日西中時代は特筆する活躍があったわけではなく、西村監督いわく「無名に近い投手」でした。たまたま試合を見た西村監督が「この子は投げ方がいいですね」と言ったことが本人の耳に入り西短入学を希望。ここまで2年間の寮生活で仲間からの叱咤激励と精神的成長、本人の努力でエース格へと急成長しました。

中学時代にU-15で活躍したキャプテンの近藤大樹(3年・遊撃手)と、二日市ボーイズ時代に九州選抜に選ばれた4番の神宮隆太(3年・捕手)以外は、有名選手はいなかったという現チーム。西村監督は勝ってきた要因をこう分析します。
「足が遅い、肩が強くない。だから塁に出たら、リードを大きくとって塁間で引き付けようとする。守備のときは一生懸命前に出てボールに入っていく。そんなふうに、足りないことをあきらめるんじゃなく、弱点や課題に向かっていった。そういう選手が多いのが今年のチームでした。考えて練習する選手が多かったのだと思います」。
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