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坊主を止めたら部員が増えた!? 川口市が取り組んだ独自プロジェクト

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■部員数増加中の埼玉県川口市


野球人口が年々減少する中、中学校の部活動において、独自の取り組みで新入生が増えている地区がある。それが、埼玉県南東部に位置する川口市だ。

まずは、近年の新入部員の推移を見ていただきたい。

●2016年度入学
150名
●2017年度入学
168名(初心者39名)
●2018年度入学
175名(初心者37名)
●2019年度入学
193名(初心者49名)

特徴的なのは、中学から野球を始めた生徒が多いことだ。直近3年間の割合で見ると、野球部員の23.3パーセント、およそ4〜5人に1人が中学デビュー組となる。

なぜ、ここまで増えているのか――。
その背景には、川口市全体(中体連加盟25校)で取り組む「野球人口増加プロジェクト」の存在がある。

2016年に武田尚大先生(現・川口市立東中/埼玉県中体連野球専門部事業部)ら、若手の先生が中心となりプロジェクトをスタート。部員が減っている理由をリサーチしたうえで、3つの柱を軸に改革に着手した。

1.坊主頭への抵抗
→坊主強制の禁止(髪型自由)
2.保護者の負担(金銭面、当番など)
→お茶当番の廃止
3.活動場所、機会の減少
→小学生へのサークルベースボール(簡易的な野球ゲーム)の普及

こうした取り組みを地道に続けた結果が、プロジェクト翌年(2017年)からの部員増につながっている。
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