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甲子園出場監督に「中学時代にやっておくべきこと」を聞いてみた

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昨春、京都の公立校として6年ぶり、チームとしては初のセンバツ出場を果たし、初戦ではおかやま山陽に7−2で勝って初勝利を挙げた乙訓(おとくに)。この春で就任5年目となる市川靖久監督は、自身も鳥羽高校の主将として00年の甲子園に春夏連続出場した経験を持ち、その熱血な指導は今や府内でも広く知られている。




■1本の棒でパフォーマンスが変わる?


市川監督が中学生を視察するにあたり、大きくポイントを置いている点がある。
「どうしても注目してしまうのは足の速い子です。足が速い=肩が強いという傾向を僕は感じます。足が速いのに肩が弱い、もしくはその逆というケースはあまり見ないですね。もちろん小学校、中学校の成長過程で足が速くなることはありますが、基本的にはこの要素は比例していると思います」。

良い投手と対戦し、なかなかヒットが出なくても少ないチャンスをものにした時、足を使って相手を揺さぶれられれば相手にプレッシャーをかけられる。足の速い選手が揃った方が攻撃のバリエーションが増える、というのが市川監督の見解だ。

その上で、市川監督は体格に関しては特にこだわりはない。「上背がなくても、横に大きくしたり芯を強くすることはトレーニングでできますから」。
だが、身体能力を伸ばすのはなかなか難しいものだ。能力の高い選手は、幼い時から細かい動きをしている子がほとんどで、特にジャンプ系の動きがとても機敏だという。瞬発系の動きこそが、足の速さに繋がる部分が大きい。
「鍛える部分で言うと、太ももの裏側、ハムストリングと言うのですが、ここを鍛えることで色んな動きに繋がってきます。足が速くなるだけでなく、ピッチャーだと投げ終わった後、足が戻ってくる時の反動の動きが、ハムストリングに繋がります。
高校に入る前に準備しておくべきことは、まずは股関節を鍛えること。肩関節を柔らかくすること。身近なもので言えば、1本の長い棒を横にして回すことで肩回りが柔らかくなります。これだけでかなりパフォーマンスが変わってきますね」。

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