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「高校野球継投論」(大利実著/竹書房)

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継投を制するものが甲子園を制す!もう「エースと心中」では勝てない!


「高校野球継投論」
編著:大利実
価格:単行本2,052円(311ページ)
出版社:竹書房

継投の適切なタイミングや複数の投手を育てる方法、データに沿った継投術、投球障害を予防する球数等、継投の極意と重要性を7人の名将とトミー・ジョン手術の権威、セイバーメトリクスの専門家らが語る――。




内容紹介


【はじめに】


「エースと心中」から「複数投手」の時代へ
継投巧者の聞いた「継投必勝法」

【第1章】山梨学院・吉田洸二監督


「先発完投」から「継投策」への転換
・カウント途中で見せる必殺の継投策
・手持ちのカードをどれだけ増やせるか
・継投策に欠かせないサイドスローの存在
・高校野球特有のストライクゾーンを生かす
・高校野球を勝ち抜くには左腕が必要不可欠
・ピッチャーの「性格」を重視した継投策
・ピッチャーに「まだいけるか?」と聞くのは厳禁
・秋春夏それぞれの大会で継投の狙いが変わる
・複数投手がいるからこそ厳しい練習ができる

【第2章】創成館・稙田龍生監督


金属バットの怖さを知る監督の継投論
・信頼できるピッチャーを後ろに残す
・相手が苦手なピッチャーを見つけておく
・バッテリーミーティングで継投順を伝える
・ベースがひとつ空いている状態で継投する
・試合がいつ始まったのかわからない練習では意味がない
・立ち上がりは細かくなりすぎず大胆に
・左腕の基本は右打者の外のナチュラルシュート
・ひとつの球種でふたつの握り方を用意する
・サイドスローは野手から転向させる
・クセが出ないようにグラブの中で握りを替える
・バッター視点でピッチャーを見ることが大事
・さまざまなメーカーのボールに慣れておく
・痛みや違和感を伝えられる組織を作る
・試合で結果を出すことが自信につながる

【特別インタビュー】DELTA・岡田友輔代表取締役


「セイバーメトリクス」の視点から考える継投論
・打順が回るほど打者有利になるのが野球の鉄則
・新時代の継投術「オープナー」が有効な理由
・野球界のセオリー「左対左」は本当に投手有利なのか?
・「フライボール革命」時代こそ有効な高めの速球
・セイバーメトリクスで明かす「いい投手」の条件
・金属バットに当てさせない投手ほど好投手
・バッテリー間を61センチ広げる新ルールの意図

【第3章】近江高校・多賀章仁監督


「三本の矢」でつかんだ夏の甲子園準優勝
・秋の近畿大会で味わった苦い敗戦
・もっとも力のあるピッチャーを真ん中に置く
・甲子園でも県大会と同じ戦いをすることが大事
・2巡目の下位〜3巡目の上位の流れで島脇投入
・登板が必ずあることで自覚と責任が芽生える
・継投のカギを握るのはピッチャーではなくキャッチャー
・下手だからこそ“黒子”に徹することができる
・先発投手の起用はキャッチャーの意見を尊重する
・2018年夏は「3本の矢」から「4本の矢」へ
・2巡目3巡目を抑えることで流れを呼び込む
・能力が劣るピッチャーほどインコースを磨くべき
・性格が好対照なエース林と正捕手・有馬

【第4章】仙台育英・須江航監督


キャッチャーをつなぐ「継捕」で甲子園出場
・キャッチャーが代われば野球が変わる
・「ストライク率」や「奪空振り率」で相性を探る
・インカム野球で配球の考え方を磨く
・出場選手が増えるほどチームの幸福度が上がる
・練習試合でやっていないことは公式戦でやらない
・バッティングとは相手に合わせるもの
・日頃の練習から「球数管理」に気をつかう
・重視するデータは走者一塁からの被進塁率
・横向きの時間をできるだけ長く作る
・「レッドコード」で球速アップに取り組む
・「面白い野球」をやることが日本一につながる

【特別インタビュー】慶友整形外科病院・古島弘三先生


トミー・ジョン手術の権威が考える「球数制限」
・「球数制限」をもうければ指導者も選手も救われる
・1日5時間以上の練習では投球障害のリスクが高まる
・ジュニア期の障害経験が高校にまでつながっている
・アメリカで採用されている「ピッチスマート」という考え方
・投球障害がはるかに少ないドミニカ共和国の育成法
・ヒジの靭帯に負担がかかりやすいスライダー
・野球選手としての体力的ピークは高校時代ではなく25歳

【第5章】健大高崎・青柳博文監督/葛原美峰元アドバイザー


継投でノーヒットノーランの快挙
・ひとりでも多くのピッチャーにチャンスを与えたい
・事前に継投の順番を必ず伝えておく
・ピッチャーに攻撃力は求めない
・高校からのサイド転向は極力避ける
・長いイニングを投げる力があってこその継投
・可能な限り連投を避けて投球障害を防ぐ
・「打線」があるのなら「投線」もあるべき
・継投をすれば9イニングの配球を考える必要がなくなる
・クセを矯正せずにクセを活かすことを考える
・効果の高い「サークルツーシーム」
・「形骸化した配球」を逆手に取る
・何点まで取られていいかを考える
・役割分担をはっきりと明確にする
・セイバーメトリクスを継投に活かす
・ピッチャーを観察して交代の予兆を知る
・バッターは“さぐり”、ピッチャーは“ずらし”

【特別インタビュー】塚原謙太郎トレーナー


甲子園常連校のトレーナーが伝授する「熱中症予防法」
・体の中にダムを作ることが熱中症予防の第一歩
・朝と夜に500ミリリットルずつの水分を補給する
・規則正し生活を送ることが何よりも大事
・投球後のアイシングにどれだけの意味があるのか?
・夏場の大敵、直射日光、紫外線を侮るなかれ
・骨盤の柔軟性を高めることがプレーの上達につながる
・最上級生で目指すはベンチプレスの平均80キロ以上

【第6章】東海大相模・門馬敬治監督


日本一3度の指揮官が語る「エース論」
・2015年夏甲子園での初戦先発、吉田凌の狙い
・背番号1の負けん気に火をつけるベンチ待機
・エースに求めることは周りからの「他信」
・背番号11に込めた監督の想い
・エースこそ勝負に対しての責任を持つ
・選手の可能性を広げるための「無制限勝負」
・試合の雰囲気を変えられるピッチャーが理想
・一生忘れることができない悔いの残る継投
・教え子である菅野智之(巨人)の本音から知ったこと
・2014年夏の甲子園初戦敗退から得た教訓
・初回の攻撃で試合の主導権を握る
・最高と最悪をイメージして“想定内”で戦う

【おわりに】


継投で勝つことは高校野球の理想の在り方
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