ニュース 2019.09.24. 17:00

【星稜】甲子園準優勝メンバーに聞く「僕らが野球を始めたきっかけ」

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この夏、甲子園の決勝まで進出し多くの高校野球ファンを熱狂させた星稜高校。そんな星稜高校野球部のメンバーたちに、野球を始めたきっかけ、野球の面白さなど、お話を聞きました。




■本当はサッカーがしたかった(東海林)


——みなさんが野球を始めたきっかけを教えてください。

山本(写真右から二人目) 祖父と父が野球をやっていて、自分も自然と野球をやるようになりました。でも小2まではやらせてくれなかったんです。勉強もちゃんとやることが前提で、1年生の時に勉強をちゃんとやっているかを見られて。それで2年から本格的に野球を始めることができました。

福本(写真左から二人目) 幼稚園の年中さんの時に友達に誘われて、小学校の野球チームに入りました。そのチームに小5の時に山本が入ってきたんです。

——福本君と山本君はそこからの出会いなんですね。そこから同じ高校に進んで甲子園で準優勝することになるんですね。

寺沢(写真左端) 甲子園では福本がセカンド前半、山本はセカンド後半でした(笑)。

東海林(写真右端) その継投(?)が絶妙でした(笑)。

寺沢 自分は、小1の時に友達に誘われて三角ベースをやっていて、そこから野球を本格的にやろうと思いました。

東海林 自分は小1の時にサッカーをやっていて、本当はそのままサッカーをやりたかったのですが、父に「野球をやればどんなスポーツでもできるようになるよ」って言われたんです。それで小2の時に始めました。

岡田(写真中央) 自分も父が野球をやっていて、小さい時からキャッチボールはやっていたんです。東海林と同じようにサッカーをやりたかったんですけれど、小2の時、誕生日プレゼント祖父からグローブをもらって、やるしかないなと。

■誰にも負けたくなくてずっとやってきた(岡田)


——野球の面白さを感じた部分は?
福本 自分はバッティングがすごく楽しかったんです。小6の時に初めてホームランを打って、そこからまたホームランを打ちたいと思ってずっと頑張ってきました。

寺沢 自分はまだサク越えしたことがないので、その魅力をまだ感じたことがないんです。いつか打ってみたいんですけれど…

東海林 自分は高校に入ってから野球が楽しくなりました。それまではただ続けている感じだったのですが、続けていくうちに徐々に面白くなってきました。

——東海林君は内野から外野にコンバートしてプレースタイルも変わって、そこから面白さが増したのですか?

東海林 2年になって(遊撃手の)内山(壮真/1年の春から4番打者)が入学してきたので外野に......(苦笑)。でも外野をやって良かったです。

山本 うまい選手や憧れの先輩がいたから、自分も負けたくないと思うようになりました。高校になってからは......東海林とか。

東海林 え? 自分?

山本 身近な人に近づきたいと思ってずっとやってきたんです。

岡田 自分は誰よりも打ちたいと思ってきたので、誰が目標というより誰にも負けたくなくてずっとやってきました。

■星稜でやってきて良かった(福本)


——星稜で教わったことで、自分自身変われたことはありましたか?

福本 星稜は他の部活も盛んなので、お互いの頑張りで刺激し合える環境でプレーをさせてもらえたとは思っています。

東海林 最近、星稜はサッカーがずっと強かったので、今年は野球部が良い結果を残すことができて、よかったと思います。

岡田 星稜は有名で県内や県外の色んな良い選手も集まってくるので、常に競争の中でやってこられたので成長できたところは多いです。

——特に福本君や山本君は関東からやってきて、今までにない環境の中で2年半頑張ってきましたね。

福本 星稜のみんなはすごく優しいです。それに石川はご飯がすごくおいしいです。

山本 回転寿司とか、すごくおいしいですよ。

寺沢 (寿司を握る真似をして)石川は本当にお寿司がおいしいんですよ。

東海林 自分はこの間、休みの日にタピオカを飲みに行ったのですが......

福本 タピオカはまた違うやろ(笑)。

山本 石川に来て、水道水をそのまま飲めることにビックリしました。

福本 水がおいしいのはいいよね。地元を離れて星稜でやってきて良かったです!

みなさん、ありがとうございました!

(取材・写真:沢井史)
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