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寒い季節の練習前、子どもの「体を温める」2つの準備

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寒い時期の練習では、シーズン中に比べて体が温まるまでに時間がかかるため、ウォームアップも入念に行う必要があります。一方でこの時期は日が暮れるのが早く、少しでも長く練習をしたいというときは、なるべく早くウォームアップを済ませてメイン練習に入りたいというケースもあるでしょう。体が温まりにくく、冷えやすい時期でも効率よく体を温めるためにできる事前準備についてご紹介します。




■練習前に温かい飲み物を飲む(しょうが紅茶、ココアなど)


水分補給をするときは冷たいもの、もしくは常温の飲み物を飲むことが多いと思いますが、一番手軽にできるものとしては練習前に温かい飲み物を飲んで、体の中から温めることです。

運動前であれば甘さのある飲み物であっても体を動かすエネルギー源として活用することができます。食事と一緒であれば味噌汁やスープなどの汁物でも構いませんし、ポットなどに入れて準備するのであればしょうが紅茶やココアなどがおすすめです。特にしょうが紅茶は、しょうがのもつ成分(ジンゲロール等)が血流を改善させるため、より効率よく体が温まることが期待できます。すりおろしたしょうがを準備するのがむずかしい場合は、チューブタイプのものや粉末などをうまく活用しましょう。

またココアについてもココアに含まれるカカオポリフェノールが血流を促して体温や筋温を保つことに貢献すると言われています。しょうがには即効性があり、ココアは持続性に優れているとのこと。温めた牛乳でココアを飲むとタンパク質摂取にもつながります。


■カイロを活用する


寒いときは簡易カイロを使って体を温めましょう。普段はかじかんだ指先を温めるために使われることが多いと思いますが、体全体を温めるためには首の後ろをカイロで温めるようにします。首の後ろには大きな動脈(椎骨動脈)があり、全身へと血液を送り出していますので、ここを温めると体全体がポカポカと温かく感じられるようになります。

最近はネックウォーマーなどを着用して運動することもあると思いますが、首元を冷やさないようにすることは、ウォームアップで温まった体を冷やさないようにするという点でもとてもよいアイテムの一つと言えるでしょう。

著者プロフィール


アスレティックトレーナー/西村典子(にしむらのりこ)
日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CSCS、 NSCA-CPT。東海大学スポーツ教育センター所属。高校、大学など学生スポーツを中心としたトレーナー活動を行う一方で、スポーツ傷害予防や応急処置、トレーニングやコンディショニングに関する教育啓蒙活動を行う。また一般を対象としたストレッチ講習会、トレーニング指導、小中学生を対象としたスポーツ教室でのウォームアップやクールダウンといったさまざまな年齢層への活動がある。一般雑誌、専門誌、ネットメディアなどでも取材・執筆活動中。大阪府富田林市出身。奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。
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