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新宿高校で高野連公認イベント「子ども向けティーボール教室」開催

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最後は「どか点ティーボール」。2面でゲームが行われた。バットを使うゲームでは、子どもが打ったあとにバットを放り投げるのが危険だ。今回は、コーンを倒し、その中にバットを入れる動作を子どもたちに教え込んだ。
攻撃側は子どもたち。守備側は子どもたちと選手。1塁1点、2塁2点、3塁3点、本塁まで帰ってくれば4点が入る。走者は残らないスタイル。子どもたちは歓声を上げて塁を回った。

通常、ティーボールでは、ゲームの当初は「塁の回り方がわからない」子どもが続出し、それを教えるのに少し時間がかかるが、ウォーミングアップでベースランニングを教えていたので、子どもたちはスムーズに塁を回ることができた。小さいことのようだが、こうした工夫が、イベントの進行をさらにスムーズにする。
どちらが点が多く入ったかを競い、1時間20分でイベントは終了した。途中で2回、給水タイムもしっかり取られた。

最後に記念撮影、そして今回は公認イベントで予算があったので、ボール、バット、コーンを使ったティーを子どもたちにプレゼントした。これも重要なポイントだ。こうした体験は一過性のものに終わりがちだが、ボールやバットを持ち帰ることで、家でもこうした遊びに親しむことができる。

イベント後の保護者のアンケートでは「楽しかった」「子どもがこんなに楽しそうにしているのを久しぶりに見た」「お兄さん、お姉さんが優しかった」「野球ってこんなに楽しかったんだ」などのコメントが寄せられ、評判も上々だった。

こうした取り組みは「200年構想」発表以降、全国で行われているが「誰のための、何のための取り組みなのか」を選手がはっきり理解することがポイントになる。
新宿高校の取り組みは、自分たちが大好きな野球の楽しさを子どもたちにも伝えようという熱意がはっきり見て取れたのが有意義だった。

(取材・文/写真:濱岡章文)
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