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入浴もトレーニング?野球少年が湯船に浸かるべき4つの理由

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野球の練習やトレーニングはチームで取り組むことが多いと思いますが、帰宅後の日常生活は人によってそれぞれ過ごし方が変わってきます。その中でもスポーツが上手くなるために意識してほしいことの一つがお風呂の時間です。




単に汗を洗い流してサッパリするというだけではなく、練習後の疲れをなるべく明日に残さないためにも、「お風呂もトレーニングのうち」と考えて過ごしてほしいと思います。

まず最初に確認したいことが、湯船につかってますか? ということ。温泉好きな大人からすると「お湯につからなんて信じられない!」と思いますが、意外にも「面倒くさい」「長く浸かっていられない」という選手が少なくないのです。「シャワーで十分」と考えているのであれば、今日から考え方を改めて湯船につかるようにしてみましょう。

《湯船につかるメリット》


(1)温熱によって血管が広がるため、血流改善につながる。
(2)浮力が働くため、筋肉の緊張がほぐれてリラクゼーション効果につながる。
(3)水圧によって体のさまざまな部位に圧力がかかる。胸までつかると横隔膜が押し上げられて肺の容量が減少し、呼吸数が増える。心肺機能の強化につながる。また末端部位に水圧がかかることによって、血液が心臓へと戻ることに貢献する(血流の改善)。
(4)水の抵抗によって、適度に体を動かすと軽い運動効果を得られる。

またお風呂の温度によって自律神経にも影響をもたらすことが知られています。練習後にゆったりした気分で過ごすときは、副交感神経が優位になるような少しぬるめの温度で長くつかります。疲労回復効果を期待するのであれば、39〜40℃程度のお湯に、最低でも10分程度はつかるようにしてみましょう。一方で例えばウォームアップとして早朝にお風呂を使うのであれば、交感神経に働きかけるようにもう少し熱めの温度にするといった具合です。ただしお風呂の温度はその日の体調や、気温、季節などによっても変わってきますので、心地よさを感じ、ムリのない程度で調整するようにしましょう。

【POINT】
入浴は湯船につかることを習慣にしよう

著者プロフィール


アスレティックトレーナー/西村典子(にしむらのりこ)
日本体育協会公認アスレティックトレーナー、NSCA-CSCS、 NSCA-CPT。東海大学スポーツ教育センター所属。高校、大学など学生スポーツを中心としたトレーナー活動を行う一方で、スポーツ傷害予防や応急処置、トレーニングやコンディショニングに関する教育啓蒙活動を行う。また一般を対象としたストレッチ講習会、トレーニング指導、小中学生を対象としたスポーツ教室でのウォームアップやクールダウンといったさまざまな年齢層への活動がある。一般雑誌、専門誌、ネットメディアなどでも取材・執筆活動中。大阪府富田林市出身。奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。
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