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少年野球の指導者にまずは理解してほしい「スポーツマンシップ」

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9日に「第3回神奈川学童野球指導者セミナー」が横浜市内で行われた。その中から、一般社団法人日本スポーツ医学検定機構代表理事の大関信武氏による「ラグビーとスポーツマンシップ 〜他競技に学び、野球の未来を考える〜」と題した講演を中心にお伝えします。




講演の中で大関氏はスポーツ総合研究所所長、広瀬一郎氏の著書「新しいスポーツマンシップの教科書」の中から次のことばを紹介し、集まった学童野球関係者にスポーツマンシップの重要性を説いた。

「スポーツマンシップとは『尊重すること』であり、スポーツがゲームとして成立するためには『プレーヤー』『ルール』『審判』を尊重することが大切」
「真にスポーツマンであるかどうかは、勝負に負けた時の態度で分かる」

また、昨年のラグビーワールドカップの空前の盛り上がりについては、

「ONE TEAM、個の集まり、仲間への信頼、多様性の尊重、相手・レフェリー・観客・ホスト国への敬意、フェアプレイ、ノーサイドの精神、身体的、精神的強靱さ、ラグビーのこういった点に多くの人々が惹かれたのではないか」と分析した。

そして、「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」という、ワールドラグビーが定めたラグビー憲章を紹介。
試合で激しくぶつかり合った選手同士が試合後には両チームが花道を作り互いの健闘をたたえ合う「ノーサイドの精神」や、台風のために釜石での試合が中止となり予選敗退が決まったカナダ代表が試合中止決定後も釜石に残りボランティア活動に参加したこと、ホスト国として他国の国歌を歌う日本人の観客の姿などを挙げ、
「これらがラグビー憲章の要素を具現化していたことから、ラグビーというスポーツからスポーツマンシップを感じた方が多かった」とも分析した。

講演の最後には、中心に「スポーツマンシップ」があり、その上で「心の調和(バランス)」「尊重(リスペクト)」「練習の質の重視(サイエンス)」があり、それらが「社会に貢献できる人材の育成」に繋がるという、元読売巨人軍の桑田真澄氏が提唱する「野球道の再定義(指導理念)」を紹介して講演を終了した。
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