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「ベストコーチングアワード」三つ星受賞!八幡イーグルスの監督に聞きました

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一般社団法人スポーツメディカルコンプライアンス協会が主催し、全国の小中学生の野球チームを対象にした「ベストコーチングアワード」で見事Triple Stars(三ツ星)を受賞した八幡イーグルス。野球人口減少の逆風のなか、東京の世田谷区や大田区を中心に毎年10人以上の子どもが集まってくるという。そんなチームを率いる杉山剛太監督にお話を伺いました。




野球の上手い下手関係なく平等に見る


空気の冷たさが肌を刺す2月上旬。八幡イーグルスの高学年チームが練習をする多摩川の河川敷では気温2度の中、子どもたちが元気にグラウンドを駆け回っていた。「グラウンドで練習するのは久しぶりです」そう指揮を執る杉山剛太監督が教えてくれた。



「昨年10月に発生した台風19号の影響で、多摩川の河川敷にある多くのグラウンドは使用停止という状況になっていました。今日は気温が低いので野球の練習はしなくてもいいのかなとも思いましたが、大会も近いですし子どもたちも喜んでいるみたいです」

八幡イーグルスは部員数が多いため低学年と高学年のチームを完全に分けて練習を行っている。杉山監督が担当するのは来春の新5年生と新6年生の高学年チーム。小規模な大会で優勝を争うことは珍しくないが、区の大会となると好成績をコンスタントに残すことは難しいとのこと。理由の一つに土地柄が関係するという。

「この辺りの子どもたちは、半数以上が私立の中学受験をします。6年生に上がると5月ごろには受験勉強のため塾が忙しくなり半数以上が休部します。学童野球では6年生の活躍が結果に直結する部分も大きいのですが、これは仕方がないことだと思っています。卒団後にグラウンドに遊びに来る子もいますし、中学受験が終わった後に練習に参加する6年生も多いです。野球を好きなまま成長してくれることがなによりの喜びですね」



取材当日も中学受験を終えた6年生の多くがグラウンドに訪れ、後輩たちと野球を楽しんでいた。他のチームに所属していたが空気に馴染めず辞めてしまった子や、品川区など違う区から入部をする子、また女子の部員も多いという。そういった子どもにも分け隔てなく接し、活躍する機会を与える。

「なるべく多くの子どもに実戦を経験して欲しいと思い、出場する大会によってチーム編成も変えています。大きな大会に繋がる公式戦はレギュラーメンバーで挑みますが、他の大会では上級生を優先にしますし、練習試合では全員が試合に出場するようにしています。アメリカの若いバッターに多くの打席数を与えるシステムを参考に、全員対外試合で30打席以上経験できるようにしています。子どもの才能はいつ開花するかわかりません。せっかく入部してくれたのなら野球の上手い下手関係なく平等に見ようと心がけています」

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