日本全国で5月末から先週末にかけて練習が再開された少年野球チームが多いようです。しかし、未だ新型コロナウイルス感染が終息していないため練習再開にあたっては様々な注意や対策が必要になってきます。そこで今回は先週から練習を再開している市川シニア(千葉)のグラウンドにお邪魔して、コロナ対策や注意点などについてお話し伺いました。
市川シニアは部員数106名の大所帯。そのため1つのグラウンドに全選手を集めて練習を行うと必然的に「密」となってしまうため、部員を3会場、4グループに分けて練習が行われていました。
この日伺ったグラウンドは3年生27人のグループ。練習に参加できるのは保護者の同意を得られた選手のみで、練習時間も9時〜13時までの半日。昼食も挟まずに練習終了後に解散となりました。
これらの対応は日本リトルシニア中学硬式野球協会関東連盟からの通達事項に沿ったものですが、市川シニアを預かる宇野誠一監督は「うちはもともと長時間練習をするチームではないですが、新1年生たちは半年以上野球から離れていて体力面の不安もありますから特に注意が必要だと思っています」と話してくれました。
昼食を挟まないのは半日練習ということもありますが、梅雨入り間近の高温多湿な時期に万一食中毒などが発生すると子どもの体力が弱り、新型コロナウイルスに感染するリスクが高まる恐れもあるため。これは全国の少年野球チームがこれからの時期に考えなければいけない大切な新型コロナ対策の1つと言えるでしょう。
練習中は指導者全員がマスクを着用していましたが、グラウンドでは通常の不織布マスクでは暑さと不快さで「選手たちが逆に危険」になるため、適度な距離を保ちつつ選手たちはマスクを着用していませんでした。もちろん、練習の合間には選手の手に消毒スプレーをするなどの感染対策は行われていました。
半日練習となり通常よりも練習時間が短くなったため、これまで時間をかけて行っていた練習前のウォームアップも15分に短縮されていました。しかし、アップ時間が短縮された結果、怪我が増えてしまっては意味がありません。そのため短い時間でも効果のあるアップメニューをトレーニングジムに特別に考えてもらったのだそうです。
限られた時間と様々な感染対策
市川シニアは部員数106名の大所帯。そのため1つのグラウンドに全選手を集めて練習を行うと必然的に「密」となってしまうため、部員を3会場、4グループに分けて練習が行われていました。
この日伺ったグラウンドは3年生27人のグループ。練習に参加できるのは保護者の同意を得られた選手のみで、練習時間も9時〜13時までの半日。昼食も挟まずに練習終了後に解散となりました。
これらの対応は日本リトルシニア中学硬式野球協会関東連盟からの通達事項に沿ったものですが、市川シニアを預かる宇野誠一監督は「うちはもともと長時間練習をするチームではないですが、新1年生たちは半年以上野球から離れていて体力面の不安もありますから特に注意が必要だと思っています」と話してくれました。
昼食を挟まないのは半日練習ということもありますが、梅雨入り間近の高温多湿な時期に万一食中毒などが発生すると子どもの体力が弱り、新型コロナウイルスに感染するリスクが高まる恐れもあるため。これは全国の少年野球チームがこれからの時期に考えなければいけない大切な新型コロナ対策の1つと言えるでしょう。
練習中は指導者全員がマスクを着用していましたが、グラウンドでは通常の不織布マスクでは暑さと不快さで「選手たちが逆に危険」になるため、適度な距離を保ちつつ選手たちはマスクを着用していませんでした。もちろん、練習の合間には選手の手に消毒スプレーをするなどの感染対策は行われていました。
半日練習となり通常よりも練習時間が短くなったため、これまで時間をかけて行っていた練習前のウォームアップも15分に短縮されていました。しかし、アップ時間が短縮された結果、怪我が増えてしまっては意味がありません。そのため短い時間でも効果のあるアップメニューをトレーニングジムに特別に考えてもらったのだそうです。