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目指すのは高校、大学での活躍。「育てる野球」に徹する同志社香里中学準硬式野球部・石塚真也監督

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ボールに慣れるところから


同志社香里中学にはどんな生徒が入ってくるのか?

「みんな中学入試で入ってきます。勉強で入学する子ばかりです。小学校時代に野球経験があっても、6年生は受験勉強でやっていない子がほとんどです。また半分くらいはお父さんとキャッチボールをしたことがある程度の全くの初心者です。
各学年10人くらいですが、個々の実力差は結構ありますね。
準硬式球は硬式球とほぼ同じ重さですし、結構危険です。初心者はテニスボールを使うなどして、ボールに慣れるところから始めます。
準硬式を経験していると、硬式野球への移行はスムーズですね。選手のうち98%くらいは同志社大学に進みますが、硬式野球をするのは高校で10人くらい、大学では2、3人でしょう」

練習時間はどのくらい?

「学校の授業があるときは、16時過ぎから18時まで。18時半には全員が下校します。
土日の練習も2時間で完結するようにしています。
昔はもっと長くやっていたのですが、効率が良くないので“2時間をうまく使ってやろう”と言っています。
同志社大学硬式野球部員で、将来教員を志望する学生がコーチとしてサポートしています。
僕はノックは効率が悪いと思っているので、試合形式でバッターが打ってその打球を処理する練習を多くやっています。
少年野球を経験していない子が多いので、より実戦形式に近い練習にしています」

先が全く見えなかった新型コロナ禍


新型コロナ禍では、どういう状況だったのか?

「4月から練習できていませんでした。大学生が間に入ってくれて、僕と大学生と子供たちのグループラインを組んで、動画でバッティングを指導したり、シャドーピッチングなどもしました。質問も大学生が受けましたが、彼らが返しきれないときに僕が返すようにしていました。
しかし、先が全く見えなかったので、5月のゴールデンウィーク明けから再開に向けて、Googleフォームを活用して活動報告をしてもらいました。
“今日は一日勉強をしていました”“家の手伝いをしていました”などの報告、そして今日一日で何を学んだかを書いて、今日学んだフレーズなどを毎日1個ずつ上げていくことにしました。モチベーションは個人差がありました。この仕組みをうまく使えていろいろ学べた子と、惰性的にやってしまった子。一覧にすると余計に際立ちますね。そして6月の3週目から、練習を再開しました」

前述のとおり、中体連準硬式野球は、大会がなくなって代替大会になった。

「8月15日に対外試合が解禁となり、22日から練習試合がようやくできるようになりました。でも例年に比べれば相当遅れていますね。
うちの中学は経験を積む場とみなしています。今年の3年生は春夏の大会を経験できなかったので、3年生を中心に経験を積ませたいと思っています。
大会は、トーナメント枠を決めるためのリーグ戦から始まります。うちは北河内地区の4チームのリーグ戦3試合を戦って、トーナメントに進みます。5~6試合はできると思います。
メンバーは実力で選考しますが、かといって1打席、1イニングも出られない子を作るのは違うかな、と思っています」

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