○ 巨人 5x － 4 広島 ●
＜14回戦・東京ドーム＞

　巨人がサヨナラ勝ちで、優勝マジックを「30」にした。

　4－3の9回に守護神・デラロサが、松山竜平に適時打を浴び同点に追いつかれる。それでも巨人はその裏、代打・石川慎吾が広島の守護神・フランスアのストレートをライト前に運び出塁。二死後、フランスアの牽制悪送球で一塁走者の代走・若林晃弘が三塁へ進塁する。二死三塁となり吉川尚輝がライトへ適時打を放ちサヨナラ勝ちを収めた。

　22日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－広島戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「最後にこういう勝ち方をしたじゃないですか。巨人のこういう勝ち方をあまり見たことないですよ。私はずっと不安に思っていたんですけど、今日初めて強いなと思いました」と戦い方を絶賛。

　さらに江本氏は「こういうケースは相手のミスがあったにせよ、点数が入らないんですよ。ああいうところでヒットが出る。そういう意味でいうと、控えの選手、常時レギュラーじゃない選手、常にレギュラーの選手がレベルアップしていますよ」と話し、「去年からつい最近まで強いと思っていなかったんですよ。他が強い、弱いじゃなくて巨人は強い」とべた褒めしていた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）