横浜市のいくつかの少年野球チームを中心に来春開幕予定の”子ども達を真ん中に置いたリーグ”「Players Centered League」(以下、PCL)。そのリーグに参加する結成1年のチームがあります。そのチームの名前は「横浜青葉NEXUS」。どんな理念、指導方針を持つチームなのでしょうか? 監督の佐藤慶太さんにお話を伺いました。
ーー子どもたちを指導する上で大切にしているポリシーなどはありますか?
「思いっきり振る、思いっきり走る、一生懸命にやる」
「お互いのいいところを見つけて、褒めて、気持ちよく野球をやろう」
ということですね。
打てないとか取れないとかはしょうがないと思うんです。できなくて当たり前。でも「思いっきり振る、思いっきり走る、一生懸命にやる」これはみんなができること。それをまずやろうよということですね。
あとは、みんなそれぞれ勉強ができるとか足が速いとか得意な分野があると思うんです。だから子どもたちには、野球でボールが取れないとか、打てないとか、そんなことで仲間を責めないでと言っています。野球がうまいから偉いんじゃない、いいところはみんないっぱいあるんだからと。
ーー練習は週にどれくらいされているのですか?
日曜日の午前中だけですね。試合がある時は(土日の)どちらかが試合、どちらかが練習になります。ちょうど昨日PCLの試合を組ませて頂いたので、今日は少し軽めの練習にしています。
ーー子どもたちは「もっと練習やりたい!」とか言いませんか?
もっと練習したいとは今のところ言っていませんが、練習終了後に近所の広場などで野球をやっていますね。
ーーPCLのお話が出ましたけど、対外試合を通じて子どもたちの変化を感じることはありますか?
昨日、初めて試合で負けたんですけど、負けるってこんなに悔しいことなのかと子どもたち自身がびっくりしていましたね(笑)。なんで勝手に涙が出るんだろうって(笑)。
「その悔しいって言う気持ちは大事なんだよ。普段の生活で涙なんか流すことないでしょ?」「みんなが一生懸命にやったから負けて涙が流れるんだよ。勝っても負けてもどうでもいいやとかただ遊びでやってればいい、そんな気持ちでやってたら涙は出ないはずだよ。すごくいいことなんだよ」
って話しましたけど。どれくらい伝わっているかは分からないですけど(笑)。
ーー練習ではバッティングに一番時間を割いているそうですね。
そうですね。(子どもたちも打つことが好きなので)バッティングしかやっていませんね(笑)。「振れてるねぇ」と対戦チームの方にもよく褒めていただいています。でも昨日の負けでキャプテンの子が「ちょっとこのままだと俺たち勝てないんじゃないか...」「守りの練習をもっとやった方がいいんじゃないか...」「楽しいだけじゃ勝てないのかも...」ってコーチに話していたみたいです(笑)。
ーー自分で考えてそこに至ったことが素晴らしいですね。
そうですね。僕たちが求めているのはそこですから。大人たちが「守備練習しないと勝てないから守備も練習するぞ」ってなると「やらされる」になってしまいますから。そうなると練習もつまらないですよね。
ーー子どもたちから「守備練習がしたい」と言ってきてくれたことで今後守備練習に臨む子どもたちの姿勢も全然変わってくる気がしますね。
本当にそうだと思います。そこにたどり着くまで時間はかかるかもしれないですけど、その過程も楽しもう、焦ることはない、そんなことをコーチたちとも話しています。監督、コーチたちがどうしても(子どもたちより先に)「(試合でエラーが多かったから)守備練習やるぞ」って言ってしまいがちだと思うんですけど、それって子どもが試合に勝ちたいのではなくて大人が勝ちたいんじゃないの? って思うんですよね。
ーー子どもたちを指導する上で大切にしているポリシーなどはありますか?
「思いっきり振る、思いっきり走る、一生懸命にやる」
「お互いのいいところを見つけて、褒めて、気持ちよく野球をやろう」
ということですね。
打てないとか取れないとかはしょうがないと思うんです。できなくて当たり前。でも「思いっきり振る、思いっきり走る、一生懸命にやる」これはみんなができること。それをまずやろうよということですね。
あとは、みんなそれぞれ勉強ができるとか足が速いとか得意な分野があると思うんです。だから子どもたちには、野球でボールが取れないとか、打てないとか、そんなことで仲間を責めないでと言っています。野球がうまいから偉いんじゃない、いいところはみんないっぱいあるんだからと。
ーー練習は週にどれくらいされているのですか?
日曜日の午前中だけですね。試合がある時は(土日の)どちらかが試合、どちらかが練習になります。ちょうど昨日PCLの試合を組ませて頂いたので、今日は少し軽めの練習にしています。
ーー子どもたちは「もっと練習やりたい!」とか言いませんか?
もっと練習したいとは今のところ言っていませんが、練習終了後に近所の広場などで野球をやっていますね。
ーーPCLのお話が出ましたけど、対外試合を通じて子どもたちの変化を感じることはありますか?
昨日、初めて試合で負けたんですけど、負けるってこんなに悔しいことなのかと子どもたち自身がびっくりしていましたね(笑)。なんで勝手に涙が出るんだろうって(笑)。
「その悔しいって言う気持ちは大事なんだよ。普段の生活で涙なんか流すことないでしょ?」「みんなが一生懸命にやったから負けて涙が流れるんだよ。勝っても負けてもどうでもいいやとかただ遊びでやってればいい、そんな気持ちでやってたら涙は出ないはずだよ。すごくいいことなんだよ」
って話しましたけど。どれくらい伝わっているかは分からないですけど(笑)。
ーー練習ではバッティングに一番時間を割いているそうですね。
そうですね。(子どもたちも打つことが好きなので)バッティングしかやっていませんね(笑)。「振れてるねぇ」と対戦チームの方にもよく褒めていただいています。でも昨日の負けでキャプテンの子が「ちょっとこのままだと俺たち勝てないんじゃないか...」「守りの練習をもっとやった方がいいんじゃないか...」「楽しいだけじゃ勝てないのかも...」ってコーチに話していたみたいです(笑)。
ーー自分で考えてそこに至ったことが素晴らしいですね。
そうですね。僕たちが求めているのはそこですから。大人たちが「守備練習しないと勝てないから守備も練習するぞ」ってなると「やらされる」になってしまいますから。そうなると練習もつまらないですよね。
ーー子どもたちから「守備練習がしたい」と言ってきてくれたことで今後守備練習に臨む子どもたちの姿勢も全然変わってくる気がしますね。
本当にそうだと思います。そこにたどり着くまで時間はかかるかもしれないですけど、その過程も楽しもう、焦ることはない、そんなことをコーチたちとも話しています。監督、コーチたちがどうしても(子どもたちより先に)「(試合でエラーが多かったから)守備練習やるぞ」って言ってしまいがちだと思うんですけど、それって子どもが試合に勝ちたいのではなくて大人が勝ちたいんじゃないの? って思うんですよね。