ニュース

怒鳴る指導・教育|トータルテンボス藤田の「ハンパねえ!学童野球」

無断転載禁止
皆さんは練習や試合で怒鳴る指導・教育はどう思いますか?
漠然と絶対にダメ、有り得ない、今の時代に合っていない等、ほぼほぼ否定意見だと思います。
僕もどんな状況でも怒鳴るのはナシだと思います。
ですが、怒鳴ってしまう指導者側の考え方を聞いた事があるでしょうか?

怒鳴ってしまった人に対して「それは良くないですよ」と言ったとします。
「すみませんでした。以後気をつけます」となるのならば万事OKですが、元々怒鳴る人間というのは血気盛んであり、愛情深い人間でもあります。
そんな風に「はい、すみません」となる事はほぼ無いと思います。
そして、怒鳴ってしまった側も良かれと思っての行動であったりその子の為を思っての事だったり色々な思惑があると思います。
さらに言えば言ってしまった後ろめたさもあるのです。

ですが、それを指摘された時に自分は子ども達とちゃんと接している「から」心を掴んでいる「はず」という間違いや妄信から自分否定をされてしまった防衛策として、正当化する言い訳めいた返しをしてしまいます。
そこでジャッジをしてしまっては成長がないのです。
周りが変えてあげなければ。

例えば学童野球や中学野球であればチームが衰退して終わりますが、高校はそうはいきません。
高校野球でそのレッテルを貼られたらほぼジ・エンドです。教員でなければ職を失います。
人間は失敗をしてそこを正して成長していく生き物という一面もあります。
有名監督であればその失敗1回でレッドカードはないですが、新進気鋭の青年監督が愛情があり、やり過ぎてしまって1発退場は指導者の成長の糧にもなってないのが現状と思います。

ある監督がいます。
その監督は何回も甲子園に出ている高校野球の監督ですが、未だにそんな指導をしていて正直ヒキました。
その学校の関係者に聞いた所、本人も大変悩んでいると。自分がその環境で育ってきて、しばらくそのやり方で甲子園も出れて、未来永劫このカタチで良いと思っていたのが、子どもの気質が変わり、選手も敬遠する様になってきてネット上でも「あの高校は○○だ!」等リアルな批判があり、このままではダメだと、変えようと思ってもどうしても罵声を言ってしまう。
どうしたら良いか分からないのだと。

この話をTBSラジオ「全国こども電話相談室・リアル!」のDJやスポ根教育について講演活動を行っている、ラジオDJでスポーツメンタルコーチでもある山本シュウさんに伝えたところ、
「藤田くん、1番の被害者は子ども達や選手なのは変わりないんだけど、次の被害者はそれを分かりながらどう指導すればいいのか...... とできない時代に取り残された指導者なんだよ」とおっしゃっていました。
ツイート シェア 送る

もっと読む

連載・コラム
カラダづくり
練習
お役立ち
チーム紹介
TOPICS