ニュース 2020.12.07. 18:00

4人でスタートでも目標は日本一! 創部1年目の宮前ドリームス

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「野球や勉強を通して『熱き想い』でどんな物事にもぶつかって進んで取り組んでいける選手を育てる」というチーム理念のもと、今年産声をあげた中学軟式チーム、それが宮前ドリームス(川崎市宮前区)。結成間もなくコロナ禍にみまわれ部員はまだ少ないものの、日本一を目指してチームは走り始めています。監督の石倉周さんにお話を聞きました。




子ども達の成長や時間、環境などを考えて軟式チームに


ーーチームを結成されたのが今年ということですが、結成されたきっかけは?
大学在学中に横浜みどりボーイズの発足から携わらせていただいて、いつか自分の仲間たちと自分のチームを作りたいと思っていました。いくつかの企業さまからスポンサーになるから少年野球チーム作ってなどというお話を頂いたりしたこともあったのですが、なかなか思うとおりにできないことが多くて。そういう経験を経て自分で全部やるしかないなと踏ん切りを付けてようやく宮前ドリームスを立ち上げることができたというところですね。

ーー川崎市宮前区にチームを作ろうと思われのは?
私が宮前区出身なのですが、私の時代から宮前区は少年野球のレベルが高いんです。でも中学では上手な子は区外のボーイズやシニアなどに行ってしまっていました。ですので宮前区に野球少年たちの受け皿となるチームを作りたかったという思いがありました。

ーー硬式ではなく軟式のチームを作ったのはなぜですか?
学生時代からボーイズのチームで教えていたのですが、神奈川県内で自前のグラウンドを持って試合ができる中学の硬式チームはあまりありません。遠征に行かないと試合ができないため、土日は朝5時に集合して、帰ってくるのが夜の8時、9時だったりとか。それは子どもの体にも負担ですし、行き帰りの移動だけで往復4時間も使うのは凄くもったいないなと思っていました。

試合に出してあげられる選手も、2試合やっても22、23人です。そのうちの4、5人は1打席、2打席になります。そう考えたときに、軟式チームですと学校の校庭なども借りられますし、近隣の中学とも試合ができます。近くで試合ができる、グラウンドも遠くまで行かなくていい、そう考えたら硬式チームよりも軟式チームの方がいいなと考えました。

ーー近くに自前のグラウンドがあれば硬式チームでも良かった?
それは正直あります。でも軟式ありき、硬式ありきでチームを作ったというよりも、子ども達の成長や時間、環境などを考えていくと、結果的に軟式チームになったという感じです。でも今は硬式じゃなくて軟式で良かったなと思っています。

ーー中学で軟式のクラブチームは珍しいですよね?
神奈川ですと中学野球といえばボーイズ、シニアが主流になっていますよね。でもそれは強い軟式チームがないだけであって、強いチームがあったら軟式にも人が集まると思っています。そういう意味で軟式で強いチームをまず自分たちが作ろうと思いました。
少年野球でまだ野球に不慣れな子や身体がまだまだできていない子たちのことを考えると、中学で硬式をやるとバットもボールも重い。ケガなどのリスクを考えたら小学生時代から慣れている軟式を中学でも3年間やって、高校から硬式でもいいのかなと思います。

ーー色んな指導者の方に聞いても軟式でも硬式でも結局は指導者次第という話しをよく聞きます。
私も高校時代に思ったのですが、軟式出身者でも上手い選手は上手いんですよね。硬式出身者は強いチームでみっちり教えられている子が多いですけど、それはたまたま強いチームが硬式チームだったというだけで、軟式でも強いチームが何チームもあったら変わらなくなると思っています。

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