ニュース 2021.11.12. 14:34

高校野球のリーグ戦、実力アップだけでなく「学び」もある「Liga Agresiva」


ホームランも飛び出す好ゲーム


10月10日(日)、新潟東高校グラウンドでは新潟東対新潟北、万代・向陽・加茂対新潟北の2試合が行われた。この日、一部の選手は新型コロナのワクチン接種を行ったため欠場し、少人数での試合だったが、得点差の少ない引き締まった試合が行われた。
また、ホームランも飛び出した。



Liga Agresivaでは、反発係数の少ないBBCOR仕様の金属バットか木製バットを使用することが決められている。狭い学校のグラウンドとはいえ、ホームランを打つためには球を芯でとらえて振りぬかなければならない。このあたりにも選手の進化の後が見て取れた。

高校野球の試合では、相手チームや選手を攻撃するような激しいヤジが飛ぶことがあるが、スポーツマンシップを学ぶこのリーグでは、そういうヤジは聞くことがない。むしろ相手チームのファインプレーをほめたたえるような声も出るようになった。
高校の校庭で行われる試合ではあるが、ここから少しずつ高校野球が変わっていくのではないかと感じられた。

(取材・文・写真:広尾晃)


Liga Agresiva 新潟 HPhttps://liga-agresiva.amebaownd.com/posts/22244902

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