ショウアップナイター ON AIR 今スグ聴く
18:00~ DeNA × 巨人
横浜DeNAベイスターズ

DeNAドラ1度会隆輝がハマスタ初戦でオープン戦初盗塁初打点

DeNA・度会隆輝(撮影=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)

 DeNAのドラフト1位ルーキー度会隆輝外野手(ENEOS)が本拠地初の試合でオープン戦初盗塁と初打点をマークし、躍動した。

 1番・ライトで先発出場した度会は、初回の第1打席、1ボール1ストライクからロッテの先発・西野勇士の147キロ直球に食らいつき、セカンドへの内野安打で出塁すると、2番・オースティンへの2球目にすかさず二盗を決め、オープン戦初盗塁をマーク。三進後、佐野恵太の適時二塁打で先制のホームを踏んだ。

 3回の第2打席では、1死走者なしで西野の抜けた高めのフォークに空振り三振。しかし、5回の第3打席では、この日1軍に合流した森敬斗が四球で出塁した後、2死1塁でロッテの新外国人右腕・ダイクストラの初球、高めの152キロを振り抜き、右中間へ一時勝ち越しの適時二塁打。

 オープン戦初打点もマークし、3打数2安打1打点。冷たい雨が降る中、本拠地・横浜スタジアム初戦に駆け付けたファンの前で猛アピールした。

 「プロ野球選手になってから初めての横浜スタジアムの試合だったけど、初打席からヒットも出たし、途中もタイムリーヒットも打った。そこは自分の中ではすごくいい試合になったけど、試合は引き分けになってしまったので。自分の活躍でチームの勝利に貢献できるようにこれからはもっとやっていきたい」と話した度会。

 オープン戦初打点をマークした適時二塁打を振り返って、「外国人投手でストレートのものすごい強いピッチャー。待ちの態勢になったら押し負けると思ったので。積極的に甘い球が来たら打ちにいこうと思っていた。その中で高めの球を一発で仕留められたというのは個人的に良かった」と述べた。

 また、初盗塁を決めたことについては、「チームからも足もどんどん使って貢献してほしいということを言ってもらっているので。積極的に走塁面でも貢献できるようにこれから先は全力でやりたい」と機動力でもチームに新風をもたらす意欲を見せた。

 「本当にいま、自分の状態はいいと思っているので。継続することがいちばん難しいので。日々向上心をもって、もっと良くなる、もっと良くなるという気持ちを持った中でやっていきたい」という度会。

 これでオープン戦は4試合の出場で12打数6安打、打率5割。ハマの新リードオフマンの活躍は、「横浜進化」の象徴となるかもしれない。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)

もっと読む