ニュース 2017.06.19. 10:00

大会や試合の準備の質を高める「2つの質問」

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「こんなはずじゃなかったのに」
「もっと準備をしておけばよかった」
「こうなるのは想定外だったなぁ」

試合や大会をイメージし、いかなる状況にも対応できるようにすることを準備といいます。

「準備とは言い訳を排除することである」

といったのは、あのイチロー選手ですが、準備の質を高める際に大切にしたい「2つの質問」があります。

1つめは、
うまくいくために、準備をすること。

「試合が終わった後に、どうなっていたら最高だろう?」

しつもんの答えを最大限にイメージし、広げ、

「そのために、どんな準備をしよう?」

と、実現するためのアイデアを実践し、準備を積み重ねる方法です。

もう1つは、

「もし、●●だったらどうしよう?」

と、うまくいかないことをイメージし、その対策を練り、準備を重ねる方法。

ポジティブな未来からイメージした準備と、ネガティブな未来からイメージした準備、

双方を積み重ねることによって、より「想定外」と「言い訳」を減らし、質の高い準備をすることができます。

野球も人生も、“うまくいかない” のが当たり前。
「超マイナス思考」で物事に向き合えば、少しのことでプラスに変換できる。
積極的に生きて行くことができるのだ

桑田真澄


ポジティブな未来をイメージすることが得意な選手には

「もし、こうなったらどうする?」

と、うまくいかないことを想像し、対応できるアイデアを考えるきっかけをつくりましょう。

例えば、

「開始早々、先制されちゃったらどうする?」

「途中で、退場者が出ちゃったらどうする?」

「イエローカードをもらっちゃったらどうする?」

そんなこと起こるはずないよ、そんな想像したら本当にそうなっちゃう!と、イメージすることをいやがる選手もいますが、

想像することで、必要な準備をすることができます。

子どもたち選手と想像力を働かせ、準備の質を高めましょう。

◎ポイント

・準備には2つのポイントがある
・ポジティブな未来、ネガティブな未来、双方をイメージしよう
・準備の質を高めると、パフォーマンスも安定する

◎この記事のしつもん

・試合が終わった後に、どうなっていたら最高だろう?
・もし、●●だったらどうしよう?
・どんな準備をする?

(提供元:「しつもんメンタルトレーニング」)





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