サッカーに限らず、目標をもつことはとても大切なことです。「目標を明確に」というのはメンタルトレーニングにかかわらず、スポーツの基本のように思われています。飯山さんはこの「目標」も言い方によって子どもたちのとらえ方が変わってくると言います。
「目標ってなんだか漠然としていますよね。将来の目標なのか? 次の大会での目標なのか、今日の練習の目標なのか? 聞かれた方がイメージできないんです。なので、子どもたちには1年後と期間を限定してあげて聞くと良いでしょう」
「1年後どうなっていたい?」この問いかけには、子どもたちも具体的に答えることができると言います。
「こうなっていたいという姿の写真を貼るのも効果的です。目標に向かってやる気を引き出すには、できた状態を作ることが大切です。こうなりたいという思いを思考の左脳だけでなく、イメージの右脳を使って強く印象づけることが重要です」
飯山さんは指導しているチームの選手に目標だけでなく、写真や貼ったり絵を書いたりすることで右脳を刺激して、「できた状態」をイメージさせることを心がけているそうです。
今回は、いまどきの子どもたちのやる気を引き出すために、大前提となる声がけ、言い方についてご紹介しました。次回は、「そうは言っても」どうしても自信が持てない子ども、ピンチに弱い子どもたちのやる気の引き出し方、実用的なメンタルコントロール方法についてお聞きします。
(提供元:「サカイク」http://www.sakaiku.jp)
「目標ってなんだか漠然としていますよね。将来の目標なのか? 次の大会での目標なのか、今日の練習の目標なのか? 聞かれた方がイメージできないんです。なので、子どもたちには1年後と期間を限定してあげて聞くと良いでしょう」
「1年後どうなっていたい?」この問いかけには、子どもたちも具体的に答えることができると言います。
「こうなっていたいという姿の写真を貼るのも効果的です。目標に向かってやる気を引き出すには、できた状態を作ることが大切です。こうなりたいという思いを思考の左脳だけでなく、イメージの右脳を使って強く印象づけることが重要です」
飯山さんは指導しているチームの選手に目標だけでなく、写真や貼ったり絵を書いたりすることで右脳を刺激して、「できた状態」をイメージさせることを心がけているそうです。
今回は、いまどきの子どもたちのやる気を引き出すために、大前提となる声がけ、言い方についてご紹介しました。次回は、「そうは言っても」どうしても自信が持てない子ども、ピンチに弱い子どもたちのやる気の引き出し方、実用的なメンタルコントロール方法についてお聞きします。
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