ニュース 2017.09.06. 15:22

アスリートフード勉強会「野球のための食事術」レポート

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アスリートフード勉強会って?

アスリートフード勉強会は、資格の有無に関わらず誰でも参加できる公開講座。この日の講師は、アスリートフードマイスター3級を持つ東北楽天ゴールデンイーグルス・今江年晶選手の奥様、今江幸子さん。リトルリーグでプレーする息子さんのママでもある今江さんが、約10年間プロ野球選手である旦那様を食事面で支えてきた体験談から、成長期の子どもを持つママとしてのアイデア、気をつけたいポイントまで、貴重なお話の数々を披露。そこには、不足しがちな栄養素が摂りやすい食材、試合当日の食事、栄養バランス満点の子どもが好きなメニューなど、今すぐ真似できる今江さんならではのアイデアが満載でした。

野球プレーヤーに必要な力とは?

スポーツの種類はもちろん、年齢や時期によっても、求められるパフォーマンスや最適な食事内容は変わります。勉強会ではスライドを使い、すべてのスポーツに必要な練習・休養・栄養の3つの柱から、野球選手に必要な「筋力」「持久力」「瞬発力」「集中力(判断力)」「免疫力」を発揮するための栄養素と、その栄養素が含まれる食材について解説。目的別に栄養を摂るという、アスリートならではの食事法の基本をレクチャーしてくれました。

講師としてお話しする今江幸子さん

成長期の球児の食事

まず、お子さんの年齢や運動量に沿った1日の摂取カロリーを算出。次に、体質や体調、生活リズムなどからコンディションをチェックし、それに見合った栄養素や食材をリストアップ。それを献立に落とし込めば、それぞれのお子さんに合った理想の球児ごはんが完成します。また、成長期の子どもに必要とされる補食についても、おすすめの食材や効果的な摂取のタイミングをアドバイス。手順やルールが明確なので、やる気さえあればすぐにでも真似できそうですね。

継続は力なり!

「勝てる体作りには、毎日の蓄積が大事」だと今江さんはいいます。21歳で結婚した当時の今江選手は偏食がひどく、食事や栄養にも無頓着。それが、プロとしての自覚が芽生え、意識が変わり、25〜26歳頃からは自ら食事に気を配るようになったそう。一度に大きくではなく、毎日少しずつ変えていくことで、食べる人の体も意識も変わっていくことを実感したそうです。今では好き嫌いもほとんどないそうですよ。

子どもの食事のアイデア

一方、好き嫌いは比較的少ないという息子さん。それでも毎日の食事には今江さんならではの工夫が光ります。良質なたんぱく質が摂れる魚は骨が多く食べにくいのが難点ですが、フライにしたり、時には練り物を活用して上手に摂取。疲れていて食が進まない日は、丼物やワンプレートにして一皿で栄養が摂れるようにしているそう。また、試合の日はスタミナ切れを防ぐために、「ご飯×麺」や「ご飯×マカロニサラダ」など炭水化物を2種類以上摂って糖の吸収のタイミングをずらし、エネルギーを持続させるアイデアも教えてくれました。

トラブルシューティング

どうしても避けられないのがケガ。実はこれも食事によって予防や早期回復が期待できます。講座では、筋肉痛・肉離れ、ねんざ・突き指、骨折、貧血、疲労回復という5つのケースを取り上げ、症状改善に効果的な栄養素を伝授。特に疲労回復は日々のことなので、週末の練習や試合のタイミングに合わせて、すぐにでも取り入れたいですね。

食事で家族を癒す

「アスリートはストレスを抱えやすい環境にいるので、食事は“ホッとできる時間&体を改善する場”にしたい」と今江さん。ゆっくりできる夕食は約1時間、時には2時間近くかけることもあるといいます。笑顔で会話を楽しみながら、旦那さまと息子さんに今何が必要で、どんな栄養を摂ったらパフォーマンスが向上するかを日々見極めつつ、栄養の大切さについて無理なく伝えているそうです。

勉強会当日は、全国高校野球選手権大会2017の決勝戦と同時刻の開催。将来甲子園出場を目指すお子さんを持つママたちを中心に、集まった参加者の95%が女性の方でした。中には就学前のお子さんのママもいて、講演後も熱心に今江さんに質問をしたり、情報交換したりする姿が印象的でした。今後も今江さんをはじめ、アスリートフードマイスターの資格を持つプロ野球選手の奥さまたちによる講演会が随時開催されるそうなので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

▼参加者の声

・ご主人やお子様を支えてこられている温かなお気持ちをとても感じました。お食事の写真や作り置きのお話はとても参考になりました。

・食事の写真が沢山でとても参考になりました。食事だけでなく、気持ちのサポートもとても大切という事を再確認できました。

・実際にアスリートを支えている今江さんから話しを聞けて良い経験になりました。

・実際のメニューなど大変参考になりました。

・実際に支えていらっしゃる方ならではのエピソードなどを伺うことができ非常にためになりました。

・アスリートを支える食事がどのようであるかわかりました。

・食の大切さをあらためて知りました。子供も中学生でソフトを始めたので、この機会に家族3人で取り組みたいと思います。

・知識の他に、実際のメニューの紹介が役立ちました。


【先着20名様】ヤキュイク×アスリートフードマイスターキャンペーン実施中!

2017年9月末までに「アスリートフードマイスター3級コース」をお申し込み頂きましたら、 今江さんも登場している、株式会社アスリートフードマイスター監修の「アスリートフード実践BOOK」を先着20名様へプレゼントします!
是非この機会に、お子様の食事のサポートを強化してパフォーマンスアップに活かしてください!

(HP)http://athlete-food.jp/index.php

詳しくはこちらのチラシをご覧ください。
「アスリートフードマイスター3級コース」をお申し込みの告知チラシ


▼講師プロフィール

今江幸子(いまえさちこ)さん
東北楽天ゴールデンイーグルス・今江年晶選手の妻。1児の母。2004年に今江選手と結婚、プロ入り3年目から食事を支え続け、2014年にアスリートフードマイスター3級を取得。小学6年の息子さんは軟式少年野球チームに所属、プロ野球選手の奥さまとして、また成長期の子どもを持つ母としての知識や経験を活かし、食事セミナーの講師も務める。
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