続いて行われたのがピッチング練習。
まずキャッチャーを務める榊原コーチが右バッターボックスの内角高めにミットを構える。子どもたちは8割くらいの力でそこをめがけて投げ込み、3球投げたら次の子に交代。それをしばらく繰り返すと次は真ん中やや高めあたりにミットを構え、そこにボールを投げさせる。そして最後に腰を落として真ん中低めにミットを構え、子どもたちはようやくストライクゾーンにボールを投げることになる。
この狙いについて榊原コーチは次のように解説してくれた。
「ピッチャーが投げる時、腕をまっすぐ振っているように見えますが、スローなどで見ると肘から先は微妙に外側に向かって振っているんですよね。ということはつまり、本来ボールは(右投げの場合)自然と右バッターの高めに行くものなんです。だからそこへ向かってボールを投げさせると自然と力のあるボールが投げられるんです。反対に、いきなりストライクゾーン、特にアウトコース低めに投げさせようとすると、ボールを引っ掛けてしまうんです。だからはじめはインハイ高め、次に真ん中高め、そして最後に真ん中低めという風に徐々にストライクゾーンに投げるようにさせています」
まずキャッチャーを務める榊原コーチが右バッターボックスの内角高めにミットを構える。子どもたちは8割くらいの力でそこをめがけて投げ込み、3球投げたら次の子に交代。それをしばらく繰り返すと次は真ん中やや高めあたりにミットを構え、そこにボールを投げさせる。そして最後に腰を落として真ん中低めにミットを構え、子どもたちはようやくストライクゾーンにボールを投げることになる。
この狙いについて榊原コーチは次のように解説してくれた。
「ピッチャーが投げる時、腕をまっすぐ振っているように見えますが、スローなどで見ると肘から先は微妙に外側に向かって振っているんですよね。ということはつまり、本来ボールは(右投げの場合)自然と右バッターの高めに行くものなんです。だからそこへ向かってボールを投げさせると自然と力のあるボールが投げられるんです。反対に、いきなりストライクゾーン、特にアウトコース低めに投げさせようとすると、ボールを引っ掛けてしまうんです。だからはじめはインハイ高め、次に真ん中高め、そして最後に真ん中低めという風に徐々にストライクゾーンに投げるようにさせています」