ニュース 2019.03.27. 12:36

【サムライの親たち】息子の意識が変わった、仁志監督からのことば(牧原家/後編)


親子で力を合わせた貴重な体験




修平さん「賢汰は体が大きくて身体能力に優れた凄い選手ではありません。だからこそ、皆さんも侍ジャパンにチャレンジして欲しいと思います。賢汰のときは『侍ジャパンを目指そう!』と二人で真剣に話し合い、良いアピールができるように努力しました。親子が力を合わせて目標に向かって努力することは、結果がどうであれ、とても貴重な経験になると思います」

――最後に息子さんたちに今後どのような成長を望みますか?

美智恵さん「私自身スポーツを通じて多くの人と出会うことができました。子どもたちにも野球を通して色々な人と出会い、これからの人生に活かして欲しいと思います」

修平さん「今は『プロになりたい』と子どもたちは言っていますが、将来のことはどうなるかはわかりません。ただ、仲間とともに大きな目標に向かって努力する過程を高校、大学、その先の世界でたくさん経験してくれたら嬉しいです。そして、いつか孫が野球をする姿を観てみたいです(笑)。野球が繋いでくれる輪を大切にし、成長していって欲しいですね」


野球を通し愛する我が子だけではなく、地域の子どもの成長も支える修平さんと、その活動を見守る美智恵さん。親子が力を合わせることで手に入れることができた侍ジャパンのユニフォーム。しかし、ここがゴールではない。さらなる高みを目指し、牧原家の挑戦は続く。(取材:細川良介/写真:ヤキュイク編集部)

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