里山を切り開き一からグラウンドを作った香取シニアの羽生惣亮監督。グラウンド脇に並ぶ室内練習場、勉強部屋、クールダウン用の水槽も全て手作りだ。行動力と柔軟な発想を持ち合わせた型にハマらない羽生惣亮監督に今後の展望などを聞いてみた。
『食トレ』というトレーニングが野球界で一般化しつつある現代。香取シニアでは次のステージである高校野球を見据え、子どもたちの食べることへの意識向上にも熱心に取り組んでいる。
「高校野球で活躍するためにも食事の面に力を入れることは重要ですね。身体を大きくする目的もありますが、やはり一番は怪我をしない身体を作ることです。土日の1日練習ではおにぎりを持参させ、1年時には10時、お昼、15時と3回に分けて最低2合のお米を食べさせています。2、3年生になれば最低3合。また、練習後のいわゆるゴールデンタイムという時間にはタンパク質の補給としてプロテインを摂取。それくらいしないとハードな高校野球に耐えられる肉体を作ることはできません」
また、子どもたちがより食事に関心を持てるよう、グラウンドの横に建設中の食堂では将来的に子どもたちに自炊をさせるのだという。
「学校の調理実習と同じように、家から具材を持ち寄ってカレーや野菜炒めなどご飯が進む簡単なメニューを子どもたちの手で作らせようと考えています。大人になった時に自炊ができることに越したことはないですし、自分たちの手で調理することで普段当たり前のようにご飯を作って頂いている親のありがたみも感じられると思います。また、『これは鉄分、これはタンパク質…』など、作ってもらうのではなく自分で調理することで栄養について学べることも多いと思います」
■食べるだけではなく自ら作る食トレへ
『食トレ』というトレーニングが野球界で一般化しつつある現代。香取シニアでは次のステージである高校野球を見据え、子どもたちの食べることへの意識向上にも熱心に取り組んでいる。
「高校野球で活躍するためにも食事の面に力を入れることは重要ですね。身体を大きくする目的もありますが、やはり一番は怪我をしない身体を作ることです。土日の1日練習ではおにぎりを持参させ、1年時には10時、お昼、15時と3回に分けて最低2合のお米を食べさせています。2、3年生になれば最低3合。また、練習後のいわゆるゴールデンタイムという時間にはタンパク質の補給としてプロテインを摂取。それくらいしないとハードな高校野球に耐えられる肉体を作ることはできません」
また、子どもたちがより食事に関心を持てるよう、グラウンドの横に建設中の食堂では将来的に子どもたちに自炊をさせるのだという。
「学校の調理実習と同じように、家から具材を持ち寄ってカレーや野菜炒めなどご飯が進む簡単なメニューを子どもたちの手で作らせようと考えています。大人になった時に自炊ができることに越したことはないですし、自分たちの手で調理することで普段当たり前のようにご飯を作って頂いている親のありがたみも感じられると思います。また、『これは鉄分、これはタンパク質…』など、作ってもらうのではなく自分で調理することで栄養について学べることも多いと思います」