科学的理論に基づき、年代別の野球指導を体系化!
「新しい少年野球の教科書 科学的コーチングで身につく野球技術」
編著:川村卓
価格:1,836円(256ページ)
出版社:カンゼン
内容紹介
プロ指導者も学ぶ野球コーチングの基本。ジュニア年代に特化した年代別指導メソッド。QRコードで練習メニューを確認。ケガを予防し、「投球・打撃・守備」の正しい野球動作を習得。すべての教え方には、明確な根拠がある!
・プロ指導者も学ぶ野球コーチングの基本!
・ジュニア年代に特化した年代別指導メソッド!
・スペシャルインタビュー 吉井理人(千葉ロッテ一軍投手コーチ)収録!
目次
1章 発育発達の基礎知識
「子ども」と「大人」の境界線、
骨の成長とトレーニングの関係性、骨端線とヒジ痛の関係性
障害リスクのガイドライン…など
2章 投手の指導法
成長期のボール投げ、ヒジを上げて投げる重要性、ヒジの上げ方は2種類ある、投げ方と姿勢の関係性、投球に関わる肋間筋の柔軟性、ヒジを上げるための方法論、理想的な下半身の使い方、…など
3章 守備の指導法
「捕る」より先に「逃げる」を教える、柔らかいハンドリングを身につける、「捕る」と「投げる」をつなげる、ゴロ捕球の正しい姿勢を知る、ゴロ捕球上達のステップ、「投球」と「送球」の違い…など
4章 打撃の指導法
打撃指導のステップアップ、捻転動作を身につける、体重移動の感覚を養う体重移動を養うスイングドリル、構えのポイント、軸足でタメを作る、バットの握り方を学ぶ
…など
5章 ジュニア期のコーチング
著者からのメッセージ
本書はこれまでの研究結果や経験をベースに考案された、小学生年代に特化した野球技術の指導本です。
成長段階の子どもたちには、「できることとできないこと、教えたほうがいいことと教えないほうがいいこと」があります。例えば、身体的に未発達で骨格がまだ出来上がっていない小学生が、プロ野球選手のような投げ方ができるわけがありません。ヒジを上げたくても、上がらない子もいる。体に負担がかかりすぎて、投球障害につながる恐れもあるのです。そこで野球未経験の子どもたちや、身体的に未発達の小学生・中学生の時期に、何をどのように教えていけばいいのかを1冊にまとめました。