■もっと早く持つべきだった「目的意識」
――中学時代はどれくらい練習していましたか?
北山「瀬谷シニアは月曜日だけ休みで平日も毎日練習していました。だから学校の部活は入っていなかったです。でも練習は多かったですけど、小学校より少し厳しかったくらいで、そんなにガンガンやっている感じではなかったです」
――横浜高校に進学したのはやはりお父さんの影響ですか?
北山「最初はそんなに考えていなかったんですけど、一度試合を見に行ったら強さに圧倒されて、ここでやりたいなと思うようになりました。当時は柳さん(裕也・中日)がエースで、浅間さん(大基・日本ハム)や高浜さん(祐仁・日本ハム)が1年生で出ていた時でした」
――小中学校時代にもっとこうしておけば良かったということはありますか?
北山「単純にもっと練習しておけば良かったというのと、もっと考えてやっていれば良かったなとは思います。小学校や中学校の頃は考えなくても体が動きますし、成長して上手くなるんですけど、だからこそいろいろ考えてやっていたらもっとできるようになったんじゃないですかね。」
――具体的にいうと?
北山「チームの練習だけで満足してしまっていましたね。もっと早くから目的意識を持って取り組めたら良かったと思います。言われなくても自分でやれるような選手が早くから凄い選手になると思うので」
北山選手、ありがとうございました!
(取材:西尾典文/写真:編集部)