ニュース 2019.10.10. 12:01

【明石商】僕らが野球を始めたきっかけ、続けられた理由

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今年、甲子園で春夏ベスト4進出を果たした明石商。兵庫県勢として83年ぶりとなる快挙を達成した選手たちは、小さい頃どんなきっかけで野球を始めたのでしょうか? 中学、高校と練習が厳しくなっても野球を続けられた理由とあわせて聞いてみました。




■サインなしで好きなように打たせてくれた、それが楽しかった


——皆さんが野球を始めたきっかけから教えてください。

重宮(写真左) 自分は野球ではなく最初はソフトボールからです。同級生のお兄さんがやっていて、小学校1年の時に誘われました。最初はサッカーに興味があったんですけど(笑い)。でも野球をやってみたら野球の方が楽しいと思いました。

安藤(写真右) 祖父が野球が大好きで、テレビで一緒に野球中継を見て面白そうと思い、普段から遊びで野球をやっていました。本格的に始めたのは小学2年の時です。

杉戸(写真中左) 小学校1年の時に「野球は左利きが有利」と聞いて野球を始めました。でも顔面にボールが当たって少し休んでいたんです。でも、2年生になってやっぱりやりたいと思って本格的に始めました。

宮口(写真中右) 自分は水泳をずっとやっていたんですけれど、小3の時に少年野球チームの監督さんに誘われて始めました。

——やっていくうちに野球のどのあたりに面白さを感じましたか?

重宮 小学校の時からバントのサインを出されたことがなくて、自分の好きなように打たせてくれたんです。それがすごく楽しかったですね。

安藤 自分もそれは分かりますね。バットを振って、当たって、遠くに飛ぶ。それが楽しかったですね。

宮口 高校ではピッチャーという決められたポジションをやってきましたけれど、小学校の時はどこを守ってもいいというのがあったんです。その時に色んなポジションを守るのが楽しかったですね。勝った時の喜びを知ったのも小学校の時です。

杉戸 自分は最初は外野をやっていたんですけれど、ある時に一塁を守る機会があって、やっていくうちに違うポジションの面白さを感じました。ピッチャーを本格的にやったのは中学2年の時です。
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