ニュース 2019.11.20. 12:00

立花龍司さんに聞くコーチング「『楽しい!』という経験がその後の努力に繋がる」


■指導者も勉強することによって変われる


よく指導者講習会でお話させてもらうと、「(今でもパワハラの指導をしている)本当に聞いてほしい人が聞きに来ない」ということを聞きます。でもそういう指導者はいずれ淘汰されていくと思います。私自身も大学で初めてコーチをした時は高圧的な指導をしていました。そんな私も多くのことを学んで変わることができた。ですから、どんな指導者でも学ぶことによって変わることができるはずです。一人でも多く指導者が変わることが、日本の野球界が変わることに繋がります。
そのためにこれからも多くの場所でお話しし、発信し続けていきたいと思っています。(取材:西尾典文)





立花龍司さんプロフィール
1964年生まれ。大阪府出身。浪商高校(現大体大浪商)、大阪商業大でプレーし、大学時に学生コーチに転向。天理大でスポーツ医学の単位を取得し、1989年に近鉄バファローズのトレーニングコーチに就任。その後ロッテ、ニューヨーク・メッツ、楽天でもコーチを務めた。筑波大学大学院修士課程修了。筑波大学野球研究班研究員、日本野球科学研究会会員。
2001年より大阪堺市阪堺病院内SCA(ストレングス&コンディショニングジム)を設立主宰。現在は大阪と千葉で『タチリュウジム』を開設して後進の指導に当たりながら、全国各地で講演活動も行い、note(https://note.mu/tachiryu89)でもこれまでの経験をもとに様々なことをテーマに発信している。

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