静岡県三島南高校硬式野球部は、2014年から未就学児童を対象に「野球交流会」を実施してきた。2019年からは高校野球200年構想を受けて小学生にも野球体験の場を実施している。この年は夏休みに3日間、野球体験教室を実施して104名の小学生が参加した。
この経験から稲木恵介監督は、年1回の普及活動ではなく、小学生がボールやバットを使って高校生との交流が持てる機会を提供すべきだと考え始めた。
三島南高校は、今年、野球でも注目を集める活躍をした。
新型コロナ禍で、活動停止を余儀なくされたが、夏の代替大会が決まるとともに、新しい部活動の形を模索し始めた。
稲木監督は「無理な練習はやらない。根拠立てて綿密にコンディショニングをしてみよう。今までの経験は無いから不安はあると思うが、全員で信じて作り上げよう」と選手とともに野球部の活動を見つめなおした。
静岡県の代替大会は7月11日からトーナメントで行われたが、三島南高校は東部地区大会を3位で突破し、静岡県大会では、二回戦浜名高校に4対2で勝利すると、準々決勝では優勝候補筆頭の静岡高校に3対1で勝利しベスト4へ進出した。準決勝、3位決定戦と敗れたはしたが、地元選手のみの普通の公立高校の善戦は大きな注目を集めた。
稲木監督は注目される今だからこそ地域貢献を復活できないか考えた。
「地域の方々から静岡高校に勝って準決勝を迎える時に、応援や激励の電話が学校へ多く寄せられ、改めて高校野球の力を感じました。地域への恩返しを考えた時、未来ある子ども達が活発に活動できる場を提供できないか。三島南高校へ遊びに行ったら高校生が一緒に遊んでくれたり野球を教えてくれたりワクワクする体験ができると子ども達が感じたら地域に元気が出ると思いました。いかに恒常的な活動に出来るかが今後の課題ですが、なんとか月に1回ぐらいでも実施していきたいです」
この経験から稲木恵介監督は、年1回の普及活動ではなく、小学生がボールやバットを使って高校生との交流が持てる機会を提供すべきだと考え始めた。
三島南高校は、今年、野球でも注目を集める活躍をした。
新型コロナ禍で、活動停止を余儀なくされたが、夏の代替大会が決まるとともに、新しい部活動の形を模索し始めた。
稲木監督は「無理な練習はやらない。根拠立てて綿密にコンディショニングをしてみよう。今までの経験は無いから不安はあると思うが、全員で信じて作り上げよう」と選手とともに野球部の活動を見つめなおした。
静岡県の代替大会は7月11日からトーナメントで行われたが、三島南高校は東部地区大会を3位で突破し、静岡県大会では、二回戦浜名高校に4対2で勝利すると、準々決勝では優勝候補筆頭の静岡高校に3対1で勝利しベスト4へ進出した。準決勝、3位決定戦と敗れたはしたが、地元選手のみの普通の公立高校の善戦は大きな注目を集めた。
稲木監督は注目される今だからこそ地域貢献を復活できないか考えた。
「地域の方々から静岡高校に勝って準決勝を迎える時に、応援や激励の電話が学校へ多く寄せられ、改めて高校野球の力を感じました。地域への恩返しを考えた時、未来ある子ども達が活発に活動できる場を提供できないか。三島南高校へ遊びに行ったら高校生が一緒に遊んでくれたり野球を教えてくれたりワクワクする体験ができると子ども達が感じたら地域に元気が出ると思いました。いかに恒常的な活動に出来るかが今後の課題ですが、なんとか月に1回ぐらいでも実施していきたいです」