ニュース 2020.12.10. 12:00

軟式野球の強豪・フタバ産業が子どもに野球指導

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フタバ産業と言えば、愛知県岡崎市に本社がある自動車関連メーカーだ。自動車のマフラーの製造では全国トップのシェアを誇る東証、名証一部上場企業である。

またフタバ産業は社会人軟式野球の強豪チームでもある。1982年に創部され、昨年9月の第74回天皇賜杯全日本軟式野球大会でベスト8になるなど、全国屈指の強豪チームだ。
11月15日(日)、フタバ産業軟式野球部は本拠地の愛知県幸田町の幸田工場で「少年野球教室」を開催した。これは昨年11月に続いて2回目。



今回は、フタバ産業野球部と労働組合が協力し、組合員の子弟が対象、朝8時半、晴天に恵まれたフタバ産業のグラウンドに、保護者に連れられて子どもたちがやってきた。ユニフォームを着たことももいれば、ジャージや普通の服装の子どももいる。
受付では検温、手指の消毒をする。付き添いの保護者はマスク着用だ。

集まった子どもは30人。フタバ産業の選手たちが子どもたちとウォームアップをしたのちに、キャッチボール。
速い球を相手の胸元にしっかり投げられる子もいれば、投げ方がわからない子もいる。選手は子どもたちを丁寧に指導していた。



そのあとは「デモンストレーション」。まず打者がバッティングを披露。腕自慢の強打者たちが次々と大きな当たりを打ち上げる。外野フェンスを超えたり、ダイレクトに当たるような打球を打つ選手が多いが、中には力みすぎてポップフライを打つ選手もいる。



続いて投手のデモンストレーション。スピードガンで計測するなか投手は「目標は142㎞/hです」と宣言してから投げる。何とか目標をクリアしてほっとする投手もいる。

軟式野球でも、トップクラスの選手はこれだけのパワーとスピードがあるのだ。
このあと、希望する子どもたちがマウンドから投げて、スピードガンで球速を図ってもらった。



このあとは、高学年、中学年、低学年に分かれて、バッティング、内外野捕球。選手たちは子どもに丁寧に指導をしていた。



さらに、守備練習や走塁などの「実践デモンストレーション」を子どもたちに披露して、3時間のスケジュールが終了した。

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