また、子どもをもつ学生時代の同級生と話をしても、「野球をやらせるのは二の足を踏んでしまう」という話はよくされます。原因はここまで出てきた、保護者の負担、坊主頭、ケガのリスク、指導体制の古さ……。これだけのマイナス要因がそろえば、子どもにやらせたくないと思って当然です。指導の現場にいると、高校野球だけでなく、少年野球にもまだまだ変えていかなければならないことがたくさんあると、本当に実感します。
(『Thinking Baseball ――慶應義塾高校が目指す"野球を通じて引き出す価値"』森林貴彦監督/東洋館出版社)
森林貴彦
慶應義塾高校野球部監督。慶應義塾幼稚舎教諭。
1973年生まれ。慶應義塾大学卒。大学では慶應義塾高校の大学生コーチを務める。卒業後、NTT勤務を経て、指導者を志し筑波大学大学院にてコーチングを学ぶ。慶應義塾幼稚舎教員をしながら、慶應義塾高校コーチ、助監督を経て、2015年8月から同校監督に就任。2018年春、9年ぶりにセンバツ出場、同年夏10年ぶりに甲子園(夏)出場を果たす。
(『Thinking Baseball ――慶應義塾高校が目指す"野球を通じて引き出す価値"』森林貴彦監督/東洋館出版社)
森林貴彦
慶應義塾高校野球部監督。慶應義塾幼稚舎教諭。
1973年生まれ。慶應義塾大学卒。大学では慶應義塾高校の大学生コーチを務める。卒業後、NTT勤務を経て、指導者を志し筑波大学大学院にてコーチングを学ぶ。慶應義塾幼稚舎教員をしながら、慶應義塾高校コーチ、助監督を経て、2015年8月から同校監督に就任。2018年春、9年ぶりにセンバツ出場、同年夏10年ぶりに甲子園(夏)出場を果たす。