日本は「子ども達のために」「上に行って苦労しないように」などお節介にもすぎる指導者が多すぎるように思います。阿部監督も2軍の選手を思いやる気持ちがそうさせてしまったのかもしれません。プロならばそういった部分も自分で考えパフォーマンス向上に努めるべきなのかなとも思います。アメリカなんかは全て自己責任なので聞かなければ誰も手を貸しません。全て自分で考え自分で責任を負うという、ものすごく冷たいけど合理的な考えを持っているので選手やコーチの領域というのがハッキリしているのだと思います。
ということで僕の罰走に対する答えは反対です。
残酷な言い方ですがそこまで面倒を見てあげる必要はないと思います。
▼プロフィール
藤田憲右(ふじた けんすけ)
吉本興業所属のお笑いコンビ「トータルテンボス」のツッコミ担当。静岡県御殿場市出身。高校時代は野球部のエースとして3年夏の静岡県大会で2試合連続1安打完封勝利も記録。人気バラエティ番組「アメトーーク」(テレビ朝日)の人気企画「高校野球大大大好き芸人」で披露した高校野球への愛情、造詣の深さは全国の野球ファンの間でも有名。2016年には「ハンパねぇ!高校野球」(小学館よしもと新書)も執筆しており、全国の野球指導者、選手との交友関係も広い。現在は息子の学童野球を応援する傍ら、色々な学童野球の現場を見て周り様々な情報発信や問題提議なども行っている。8月21日からamazonで配信されている「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン8にも出演中。