ニュース 2021.04.05. 12:04

"球界最高峰の右打者”内川聖一のオンライン講習会が配信開始!

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一昔前の野球界は、技術を言語化する必要がなかった。

「ピューっと来たボールを、カーンと打つ」

極端に言えば、この感覚がわかる人が伸びて、わからない人は淘汰される。野球界はそもそも、言葉が少なかった。打席の立ち方も、バットの握りも、スタンスも、ヘッドの出し方も、体重移動も、あらゆる動作の「なぜ」が抜け落ちていたのだ。

現代は、「なぜ」が求められる時代だ。その意味でこの動画は、内川聖一がバッティングにおける「なぜ」を言葉にしまくった合計140分の映像と言えるだろう。

内川はなぜ、このように構え、バットを握り、テイクバックし、ワレを作り、スイングし、フォロースルーし、体重移動するのか。すべての動作には理由があり、「なぜ」があるから、彼は長きにわたって、球界屈指の打撃成績を残してきたのだ。

「今は、質か量かの二元論で語られがちですが、自分はどっちも必要だと思っている。試合で勝手にできるところまで(量を増やし、質を高めて)いかないと、自分のものにならない。でも、世の中に出ているのは“自分のものにする”というよりは、“俺はこうした”という、一つの方向からしか物事を見ていないものが多い。僕は今回、自分がやってきた形を出しましたが、こうすべきだとは伝えていません。すべての動作に『なぜ』があるからこそ、これを見た人が、『俺はこうだと思う』と感じる部分は、自分なりに変えて取り組んでほしい」

“なぜ”を伝え、それぞれの理想形のきっかけを与えること。それが内川の願いだ。

「手足は4本、各手足には指が5本ずつあって、いろんな仕事をしていますが、体を全体的に使えることで初めてバットをキレイに振れる。キレイな振りとは、全部がバランスよく動いて、それが一つの作品になっているから。どこか一箇所の動きだけではダメで、全部をトータルで使うから最後はこういう形になるという絵を描けないと、理想には到達できません。たとえば、トンボは4枚の羽がすべて違う動きをして、空中の状態を保っているそうです。体も同じで、全部が違う動きをしながらもすべてがつながっているからこそ、『こうすればうまく振れるよね』と簡単に見せられたらいいなと」

そして、こう締めくくる。

「僕は、『バッティングって複雑じゃない、おもしろいんだよね』と伝えたい」

球界史上最高と言われる内川に言わせれば、打撃は決して、難しくはない。少なくとも、打席に入り、構え、振り抜く動作だけを考えれば、どこまでも理想を追い求められる。

と同時に内川は、自分の心と向き合い、不安を感じながらも追求する作業をやめなかったからこそ、辿り着けた境地がある。量も質も、どちらも大切に取り組んできたのだ。

では、内川が伝える“質”を、己の理想に導くきっかけにするのはだれか。文字通り、この「バッティングの教科書」を生かすも殺すも、アナタ次第なのだ。もし迷う気持ちがあれば、最高のバッティング技術の言語化にぜひ一度触れてみることをオススメしたい。

 

内川聖一オンライン講習会

 

サービス概要


■タイトル
内川聖一オンライン講習会
「バッティングの教科書」
〜球界最高峰の右打者が伝える打撃技術〜

時間:140分 第1回(56分)、第2回(42分)、第3回(42分)
価格:全3回セット 30000円(税込) 1本 12000円(税込)
配信期間:2021年4月1日(木)

■コンセプト
・右打者史上最長、7年連続打率3割の打者が伝えるバッティング技術の共有
・現役選手が自身の培ってきた技術と経験を言語化して、映像と共に共有する
・少年からトップ選手まで全選手が実践できるバッティングの基本となる技術
・これまで信じられてきた技術を見直し、内川聖一が感じる技術の真実を伝授

■対象者
・全国の野球少年・少女、およびその保護者
・指導者
・現役でプレーする選手
・トップ選手の技術や知見を学び、観戦の楽しみを広げたい野球ファン など

■内容
第1回「プロフェッショナルの技術〜バッティングの準備編〜」
CHAPTER 1:構えをつくる
CHAPTER 2:トップをつくる
CHAPTER 3:スイング
CHAPTER 4:体重移動

第2回「プロフェッショナルの技術〜ボールの捉え方編〜」
CHAPTER 1:コース別、高さ別の打ち方
CHAPTER 2:ボールの捉え方
CHAPTER 3:実践ドリル〜ティーバッティング〜

第3回「特別インタビュー〜プロフェッショナルの思考〜」
CHAPTER 1:打席に入るまでの準備
CHAPTER 2:打席での心構え
CHAPTER 3:内川聖一の打撃理論

■内川聖一コメント
「あくまで僕の感覚なので、『自分はこうした方がいい』という方もいらっしゃるかと思います。どれが正しいかという難しさはあります。だから僕は、自分が培ってきた技術を表現しました。内川聖一のバッティングの基礎は、この動画にすべて詰まっています。これを見た野球少年やそのお父さんお母さん、野球指導者、あらゆるカテゴリーの選手のみなさんが、『なるほど、そうなんだ』と感じるものであればいいなと思います。そして『内川がこう言っている』みたいなものをあくまでヒントとして使ってもらえたら嬉しいです。今まで現役選手が自分の技術を言葉にして共有する機会は多くなかったからこそ、大きなチャレンジだと思い、ありのままの内川聖一を出し切りました。少しでもみなさんのお力になれたら願ってもありません」

■プロフィール
内川聖一(うちかわ・せいいち)
1982年8月4日生まれ、大分県大分市出身。大分工業高校時代は43本塁打を記録し、3年生の夏は県大会準優勝で甲子園出場はできなかったものの、2000年ドラフト1位で横浜ベイスターズに指名されて入団。2011年から2020年まで福岡ソフトバンクホークスでプレーしたのち自由契約となり、2021年から東京ヤクルトスワローズに移籍。プロ野球界において、右打者史上最高打率記録保持者(.378。2008年)、史上2人目の両リーグでの首位打者、および最多安打獲得者、歴代4位タイ(右打者としては落合博満と並び1位タイ)の7年連続打率3割達成者、通算8回の打率3割達成者(歴代14位タイ)であり、日本球界を代表するアベレージヒッターである。短期決戦に強く、2019年のクライマックスシリーズ(CS)のファーストステージ終了時点で、CS通算10本塁打(CS歴代1位)、CSのMVP3回(CS歴代1位)、日本シリーズMVP1回、日本シリーズ優秀選手1回などの記録ホルダー。日本代表としてもワールド・ベースボール・クラシックに3大会連続出場し、自身が初出場した2009年大会では日本の2大会連続で世界一に貢献した。

■購入ページ(BASE)
https://bit.ly/3rncAKt



      

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■WHITE BOARD SPORTSについて
「WHITE BOARD SPORTS」は2020年にスタートした超実践型スポーツオンラインアカデミーです。オンライン講習会&オンラインサロンを通じて日本のスポーツ界をアップデートします。

■問合せ
本件に関する取材依頼は、下記連絡先までご連絡ください。

ホワイトボードスポーツ事務局
担当者:北健一郎
MAIL:info@whiteboard-sports.com
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