各地で熱戦が繰り広げられる
10月23日、門真なみはや高校グラウンドでは、Advanceリーグの門真なみはや対大阪学芸の試合が行われていた。大阪学芸は、過去リーグ優勝2回の強豪。小笹拓監督は、
「学芸は、春夏の練習試合も低反発を使用し、選手起用、投手の球数や変化球の割合もリーガと変わらずに取り組んでいます。同じ条件の中で、リーグ戦の優勝を目指すライバル同士、切磋琢磨し、リーガから日本を代表する選手が多数出てくるようになればと思います」
と語る。この試合では大阪学芸が「Easy Score」を担当したが、初めて使用することもあり、試合前に打ち合わせが行われていた。
翌24日には高津高校グラウンドでExciteリーグの高津と布施の試合が行われた。
今季から「Liga Agresiva」に加入した布施高校の山下健治監督は、
「指導者としての僕の願いは甲子園という事も目標としてありますが、野球を続けて欲しいということです。自分自身が大学、社会人、クラブ野球と長くプレーをして野球の技術、知識、人のつながりなど得たものが多かったからです。このリーガの理念はまさに僕の考えている事に合うと思い、参戦させていただきました。このリーグ戦で試行錯誤しながら野球の魅力をさらに感じ、野球を続けたいと思うきっかけになる事を願います」
と語った。
グラウンド周囲には、父母など家族も観戦。ある親は
「この時期に真剣勝負の試合をするのは、新チーム結成して間もないだけに、有意義ではないか」と語った。
こういう形で大阪では高校野球のリーグ戦が根付いていることを実感する。
(取材・写真・文:広尾晃)
Liga大阪(https://liga-agresiva.amebaownd.com/posts/22517729)