ニュース 2021.11.29. 12:42

【BLOSSOM BASEBALL CLUB】「楽しい」から、少しずつ「楽しい+強い」へ


■少しずつ「楽しい」と「強い」を両立させていきたい


——練習メニューどのように決めているのですか?

片山 今はこれが足りていないねとか、その時々でコーチ陣で話し合って決めています。あまり詰め込まずに、子ども達がもうちょっとやりたい、少し足らないと思ってもらえるくらいの内容、量で考えています。

——練習試合には全員出場させる方針なのでしょうか?

片山 そこが現在の一番の課題だと思っています。それまでの2チーム合同のときは年間で8試合くらいだったので、それができていなかったんです。それだと出場機会も少ないしあまり楽しくないですよね。だから来年度から月に4、5試合組んで、打席数も管理しながら全員出られるようにしたいなと思っています。

——野球を通じて子ども達にこうなってほしいなどの思いはありますか?

片山 野球が好きになってほしいのはもちろんですけど、野球を通じて思いやりとか準備をする姿勢だとかを身につけて、人間的に成長してほしいですね。野球だけの人間にはなってほしくないですよね。

田中 一番あるのは野球の楽しさを知ってほしいということなんですけど、相手を思いやることや辛い時に励ましてあげることができる子に育ってほしいですね。

BLOSSOM BASEBALL CLUBの田中純平コーチ

——今後の目標を教えてください。

片山 チーム発足時にお世話にもなったのですが、横浜金沢・Vルークスのような選手が主体性を持っているチームを目指したいです。また、今いるコーチたちがいなくなっても今のやり方が続いていくような仕組みを作ること、この2つが目標ですね。

田中 はじめは子どもたちが野球を楽しくできる環境だけ作ってあげればいいと思っていたんです。でも北区にある東京都でも1位、2位になるようなチームと試合をしたら全く野球にならなくて。そのときに子ども達にすごく惨めな思いをさせてしまったなって、もう動けなかったんです、試合が終わったあと。それで教える側としての責任として、野球の楽しさだけじゃなくて強さも教えていかないといけないと思ったんです。だから今は楽しくやりながらも時には厳しく、楽しくて強いチームのいいところを見習っていきたいなと思っています。

——「楽しい」と「強い」を両立させるうえでの課題はどこにありますか?

片山 小学校のときは好きな形でやらせてあげたい、技術を教えすぎないようにする。でもそれだと技術がなかなか伸びない。そのせめぎ合いがありますね。でもやっぱり上手くならないと楽しくならないと思いますから、そのあたりを状況を見ながら少しずつやっていきたいなと思っています。(取材・文・写真:永松欣也)

BLOSSOM BASEBALL CLUBのHP(https://nishigaharaboys.1net.jp

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