ニュース 2021.12.09. 13:11

【パイラスアカデミー】野球を通じて、自分で考えて、決断し、行動に移せる力を

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高校時代は日本大学高校 でプレーし、卒業後はアメリカの大学で野球を続けながらファイナンス学科を首席で卒業。帰国後は大手銀行の投資銀行業務に従事したのちにパイラスアカデミーを設立。そんな異色の経歴を持ち、子ども達から「スティーブ」の愛称で呼ばれている、パイラスアカデミー代表の小林巧汰さんにお話を聞きました。




子どもたちと保護者、両方と向き合う


——野球アカデミーを設立した経緯から教えてください。

自分の子どもを預けたいと思える野球の環境がなかったからです。子どもたちの「野球が楽しい!」というピュアな気持ちを欠くことなく、野球を上手くさせてあげる環境をつくりたいと思い、設立に至りました。

——現在の生徒数と活動頻度はどれくらいですか?

生徒は小学校1-5年生まで現在10名です。毎週水曜日15:00-17:00瀬田少年野球場で活動しています。エリアの制限はなく、色々なところから参加してくれています。

——どんな子ども達が通っているのですか?

野球が大好きな子だけでなく、何となくスポーツをやってみたい子、塾の息抜きとして参加している子、チームと掛け持ちしている子など野球の捉え方が様々な子が集まっているのが1つの特徴だと思います。

——いわゆる「少年野球チーム」や「野球スクール」とはどのあたりが違うのでしょうか?

子どもたちに関して言いますと、まず子どもたちの「楽しい」気持ちは大きく2つに分けられると考えています。
1つ目が、真剣勝負の中での勝つ楽しさ。2つ目が、大好きな友だちと損得感情なく白球を追いかける楽しさ。
パイラスでの指導は、子どもたちへ一方的に行うのでなく対話をしながら行い、後者の純粋に野球を楽しむ力を育みます。



保護者に関して言いますと、何かをお願いすることがないように配慮していますので負担がないことです。その分、お子さまと向き合う時間を増やしてほしいと思い、練習時の様子を保護者一人ひとりにフィードバックし、野球について家庭で話す時間が増えるようにしています。

——パイラスの指導方針、指導ポリシーを教えてください。

子どもたちとその保護者と向き合うことです。具体的には、必ず子どもたちの想い、考え、その理由に耳を傾けます。その上で、スタッフの考えを伝え、最終的に自分たちで決断をしてもらうことです。練習メニューやチーム分けも子どもたち自身で決めてもらうことが多いです。
また、家や学校でのことが野球に影響することも、その逆もあると思うので、保護者とは、よくお話するようにしています。一緒に考え・手を取りながらお子さんと向き合っていきたいと思っています。

■子どもが楽しんでプレーできる場所を全国に展開したい




——練習メニューなどはどんな点を重視して組まれていますか?

子どもたちは試合が大好きです。試合がしたくて野球をしているといっても過言ではありません。しかし、試合でより楽しむためにも練習は必要です。その為、基礎を学ぶ時間1時間と試合をする1時間、そしてアスリートの基本となる走り方について学ぶ時間を設けています。

——パイラスに通い始めてからの子どもの変化などを感じることはありますか?

「自分がどう思うか、何がしたいか、を発する機会を意識的に設けています。今まで『なんでもいい・なんとなく』と言っていた子どもが、自分の考え・想いを理由と合わせて伝えられるようになってきた」
「家庭内での会話が増え、子どもの今の心の状態が分かるようになった」

保護者からのアンケートになりますが、ご家庭ではこのような変化を感じて頂けているようです。



——他の競技にない野球の魅力はどんなところにあると思いますか?

打つ、投げる、捕る、走る、沢山の運動要素を含んでいるため、一つのスポーツで楽しめるポイントが沢山あることだと思っています。

——パイラスの当面の目標と将来の目標などがあれば教えてください。

子どもたちが心の底から野球を楽しんでプレーできる場所を日本各地に展開することです。
また、近いうちにチームとしての活動も行い、子どもだけでなく、保護者に寄り添い、一緒に子育てができる存在でありたいですね。

——野球を通じてどんな子になってくれると嬉しいですか?

野球を通じて、自分で考えて、決断し、行動に移せる力を身に付けてもらいたいです。



小林さん、ありがとうございました!

(取材・永松欣也/撮影・武山智史)
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